90分のセットリストは代表曲をしっかり演りながら、モードは最新作のイメージで攻める、まさにストロング・スタイルで勝ちにきた凄いステージだった。 毎回、同じことを書いて申し訳ないけど、ロックの格好良さを、ギリギリのところで守り抜いているバンドだと思う。もはやバンドという形式もギリギリのところで守っているという感じだ。その緊張感が音のリアルを支えているように思う。 THE 1975が居て良かった、と思いながらずっとライブを観ていた。ロックが優れたエンターテイメントとして、ポップ・ミュージックの中で、いい戦いを続けていくには、その先頭に立つ彼らのような存在が絶対に必要だから。