DJセットではあるけど、トム・ヨークはずっと歌っているし、ギターも弾いたりする。
ソロ・ライブと言っていい。
しかしこのスタイルであってもトム・ヨークのアーティストとしての肉体性は圧倒的。
あのお馴染みのダンスでいつものように踊ってくれたが、そういうレベルではなくサウンドの持つ肉体性と、それが生み出すグルーヴが凄いのだ。
ソロ1作目の肉体性は、アトムス・フォー・ピースによって、ある意味倒錯的に証明されたが、ソロ2作目は違うレベルで肉体性がデジタル・サウンドの中に刻み込まれている。それがライブで噴出して来る。
とんでもないものだった。
今更で、言うのも悔しいがトム・ヨーク凄過ぎ。
サマー・ソニック、ホステス・クラブ・オールナイターのトム・ヨーク
2015.08.16 02:25