宮内優里&SiN ジャパンツアー 2013東京公演に行ってきた。
SiNはチーム・ミーのマリウスと、ザ・ウォンバッツのトードによるデュオ。
チーム・ミーとザ・ウォンバッツ、どちらも根強い人気を誇るバンドだが、SiNは両方のバンドが好きなら気に入ること間違いなし。
エレクトロ・ポップと古き良きエモ(!)が出会ったような、どこか懐かしくて踊れるサウンドなのだ。
とはいえ、サイドプロジェクトの匂いが決してしないのは、このバンドが1997年に産声を上げたことや、じつに13年の月日を経てデビュー・アルバムをリリースしたことなどに表れているように、二人にとって本当に自由に音楽ができる場であり続けてきたから。
そしてそれはまた、ノルウェーの小さな街で一緒に育った二人にとって、音楽的な、そして精神的な原風景そのものだからだ。
ライブも終始笑顔で、とても楽しかった。明日は新潟でライブ、「雪だからちょっと心配」と言いつつ、カメラを向けるとしっかりこんな感じ(笑)。
東京では11日にもライブがあります。
宮内優里とSiNは、メールでやり取りするなかでコラボレーションを果たしMANETとしてEPを発表していますが、こちらもまた素敵で、3人の才能がこだまし合うのをぜひリアルで観てもらいたい。(羽鳥)