誰もが驚嘆と感服で迎えたザ・ローリング・ストーンズのニューアルバム『フォーリン・タングス』。
ミック・ジャガーは83歳、キース・リチャーズは82歳、ロン・ウッドは79歳という信じがたい年齢で、溌剌としてエネルギッシュな、そして楽天的でいてクールな完全無欠のロックンロールアルバムを見事に仕上げたのだからもはや伝説を超えた神話である。
そして今作ではヒットメイカーである35歳のアンドリュー・ワットを前作に続きプロデューサーに迎え、なんとポール・マッカートニーやザ・キュアーのロバート・スミス、レッチリのチャド・スミス、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのベンモント・テンチ、スティーヴ・ウィンウッド、カウベルにブルーノ・マーズも参加、そして亡くなったチャーリー・ワッツも過去にレコーディングされたドラムの音源で加わるという形で、ゴキゲンかつ極上のロックンロールアルバムになっている。
巷ではラストアルバムになるかもと言われて、ミックもキースもそんなことを匂わせたりしているが、このアルバムを聴いているとそんなことは冗談としか思えない。
そもそも曲もリフもフックも全曲粒ぞろいでミックのボーカルも絶好調としか思えない。
ストーンズ、凄すぎる。
今月号はこのアルバム『フォーリン・タングス』を全曲解説で丹念に掘り下げ、そしてローリング・ストーンズの奇跡の歩みを辿り直す徹底特集だ。古今未曾有の道を歩み続ける彼らの今と足取りをじっくりと読み解きたい。(山崎洋一郎)
ザ・ローリング・ストーンズ特集は8月7日(金)発売のロッキング・オン9月号にて掲載。
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