現在発売中のロッキング・オン7月号では、ガール・イン・レッドのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「今回、大胆にパーッと弾けてみたかった。
ユーモアがあって、おバカで、おちゃらけてる感じ。
意味なんてどうでもいい、ただひたすら遊んでやれ!みたいな……
だって、この何年間か楽しかったんだもの!」
●成功したデビュー作に続く2作目を制作することのプレッシャーと、どのように向き合いましたか?
「今回、プレッシャーみたいなものがあったとしたら、けっこう長いことスランプ状態が続いたことで……まあ、幸いにも徐々にそこから脱することができたんだけど。やっぱり、最初は戸惑いがあったというか、デビュー作を書いた頃に比べて自分はいまずっと幸せな場所にいるから、この状態で何を書けばいいんだろう?って。それまで世間一般的には悲しい曲を書いてることで知られてたけど、いまは絶好調の状態で、それをそのまま形にしても共感されないかもって不安が正直あった。そこは今回最大のハードルだったかも……ただ、段々と腹をくくっていまの自分を受け入れたっていうのかなあ……自分の気持ちに正直にならなくちゃいけないって」
●本作は、ポップな曲でユーモア感覚が増しているように感じました。ユーモアについては意識的だったのでしょうか?
「うん、それはほんと今回のアルバムのなかで自分が目指してたことでもあって、大胆にパーッと弾けてみたかった。“DOING IT AGAIN BABY”に《レイバンのサングラスをして/男子軍団に交じって堂々と練り歩く/隠そうとしても自信満々のオーラが滲み出ちゃう》ってフレーズがあって、しかも口笛まで入れちゃう、お調子者ぶり(笑)。これが深遠で胸に刺さる歌詞とは全然思わないけど(笑)、でもとりあえずめっちゃウケる、それが今回自分のやりたかったことなんだよね。ユーモアがあって、おバカで、おちゃらけてる感じ。意味なんてどうでもいい(笑)、ただひたすら遊んでやれ!みたいな……。だって、この何年間か楽しかったんだもの! それにユーモアのなかにも人間の根源に関わるような深遠さが含まれてると思うんだよね。表に隠れて見過ごされがちだけど。そのユーモアが理解できないなら『そっか、私とは気が合わないね』みたいな(笑)、お互い向いてないってことなんだから、いいよ、無理して聴かなくたって。でも、こっちはめっちゃ楽しい!って思いながらやってるわけ、超クールで上等な遊びとして」
(以下、本誌記事へ続く)
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