現在発売中のロッキング・オン6月号では、第64回グラミー賞の記事を掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=中村明美
コロナ感染を懸念して一旦は延期となり、会場も通常のロサンゼルスからラスベガスのMGMグランドへと変更になったが、4月3日、2年ぶりに観客を入れてのグラミー賞がついに戻ってきた。
直前に、グラミー賞側が、Ye(カニエ・ウェスト)のパフォーマンスをキャンセルしたとマネージメントが発表し早速意気消沈したし、それ以前にジョン・バティステが11部門の最多ノミネーションで意味不明と思いつつも、オリヴィア・ロドリゴという最新の現象が、2年前のビリー・アイリッシュのように主要部門4冠を獲るかなどポジティブな期待を持って今年も観てしまった。
そして終わってみれば、この音楽界最大の祝典は、山あり谷ありで、しかし正直全体としては想像以上に楽しめるものだった。
(以下、本誌記事へ続く)
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