【速報】休日課長(ゲスの極み乙女。)の新バンド・DADARAY、破壊と光が共存した初ライブを観た

【速報】休日課長(ゲスの極み乙女。)の新バンド・DADARAY、破壊と光が共存した初ライブを観た

休日課長(ゲスの極み乙女。)が組んだ新プロジェクト・DADARAYの主催イベントが下北沢ERAで行われるということで、行ってきました。

先がけて新曲“イキツクシ”のMVが公開されていて、これを聴いたときからこの曲を生で体感したくて仕方がなかった。何回も何回も繰り返して聴いた。甘美なメロディにどこか疲労感漂う歌詞、そして休日課長のジャジーなベースライン。


そんな感じで期待大で観た初ライブ。

正直、“イキツクシ”を聴いて自分の中で「DADARAYはこんなバンドだろう」というイメージがあったけれど、そのイメージは木っ端みじんに砕かれた。聴いたことのない、全く新しい音楽だった。

ライブを観ていて、光、闇、希望、絶望、無機質、切実、そんな真逆な言葉が次々と波のように頭に浮かんできて、そこで初めてこのバンド名の由来を理解した。既存の秩序や常識への破壊的思想に光。「DADARAY」という造語をまさに音楽で体現していた。

その音楽性と演奏は既存の言葉では表現しきれなくて、感覚的で、まるでアート作品みたいなバンドだと思った。4月にリリースされるミニアルバムで、その世界観にまたじっくりと浸りたいと思う。

余談だが、私的に、休日課長の魅力はベースプレイももちろん、楽器を心底愛しているところ。それはTwitterを観ていると伝わってくるし(ついでに炭水化物への愛も)、精神論だけれど、そういった人が奏でる楽器は本当に優しい音がする。(渡邉満理奈)
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