名残惜しいツアー千秋楽。RIP SLYME@日本武道館を観た!

名残惜しいツアー千秋楽。RIP SLYME@日本武道館を観た!

昨年10月30日から行われていた、RIP SLYMEの4年ぶりとなる全国ホールツアー。その千秋楽となる日本武道館のライヴに行ってきた。日曜ということもあり、開演は17時と少し早め。開場時間前から付近では物販に並ぶ人や、今回のツアー用にメンバーの写真が施されたトレーラーをバックに記念撮影をする人で大いににぎわっていた。それにしても、RIP SLYMEファンはオシャレな人が多い!ツアーTやアーティストTの着用率が他のバンドに比べても明らかに高いのだけれど、Tシャツにデニムというシンプルなスタイルでも、とても粋に着こなしている人が多くて、それもRIP SLYMEぽくていいなと思う。

全国をまわってきて、今日が20本目のラストということで、メンバー全員、最高のステージで締めくくろうという気持ちがビシビシ伝わってきた。RYO-Zの「ダンスフロア武道館へようこそ!」の名言も飛び出し、多彩なゲストもライヴを盛り上げる。今回はWOWOWでの生中継も入っていたため、自宅で楽しんだ人も多かったと思うが、テレビ越しにも会場の熱気が伝わったのではないだろうか。2階席の一番後ろまで、横揺れ、縦揺れ、ハンドクラップにシンガロングと、曲ごとに客席全員が全力で楽しんだ。

PESのファニーなラップ、RYO-Zのメリハリのあるパフォーマンス(と仕切り)、ILMARIのクールな中に甘さのある声、SUのセクシーな低音(と明るい下ネタ)、そして、サンプリングやスクラッチを自在に彩る素晴らしいトラックメイカー、DJ FUMIYA。改めて、それぞれのメンバーの魅力にふれ、このメンバーが集結したRIP SLYMEというグループの奇跡を感じることができた、ひたすら幸せな2時間40分だった。(杉浦美恵)
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