4月14日に迫った今年のロックンロール殿堂入りセレモニーですが、未確定要素が多すぎるガンズ・アンド・ローゼズにひとつだけ確定したことが。グリーン・デイがガンズの殿堂入りスピーチをするとローリングストーン誌が発表しました！
http://www.rollingstone.com/music/news/exclusive-green-day-to-induct-guns-n-roses-into-rock-and-roll-hall-of-fame-20120403

しかし現時点での最大の疑問は果たしてアクセル・ローズが来るのかどうか？ってこと(笑）。

今のところアクセルとイジー・ストラドリンは来るのか発表していなくて、彼ら以外のスラッシュ、ダフ・マッケイガン、スティーヴン・アドラー、マット・ソーラム、ディジー・リードは行くと何らかの形で発表しています。

それでアクセルが来ないとガンズが殿堂入りでパフォーマンスできなくなってしまうわけですが、思うに、ここでグリーン・デイが選ばれたのは、きっと、アクセルが来なかったらアクセルの代わりに歌ってくれませんか、というのが含まれているのでは、と。

そしてどちらにしても、アクセルが来るのか来ないのかはきっと当日になるまで誰も分からないのだと思います。それで、こういう事情を全部理解して引き受けてくれて、さらに実際ライブをやったら恐らくそれが最高のものになるのっていうのは、さすがグリーンデイだと思います！頼りになる！

スラッシュも最近のローリングストーン誌のインタビューで、アクセルが来るのかどうか本当にまったく分からないと語っていて、「アクセルは俺のことが心底嫌いだから」とも言っています……とほほ。
http://www.rollingstone.com/music/news/slash-axl-rose-hates-my-guts-20120402

どちらにしてもアクセル、頼むよ！と願うしかありません。まあ、それが殿堂入りの場じゃなくたっていんですけどね。殿堂入りにそんなおいしい瞬間を持っていかれることないわけですから。

ちなみに、私は、今年の2月に行われたガンズのライブをローズランド（キャパ3500人）で観たのですが、それが素晴らしかった。何が良かったかって、アクセルが良い方に変身していた。まずヴォーカル！ あの高音を楽勝で歌っていたことです。もちろんバックステージで酸素吸引してたと思いますが。それと、あのドレッドをやめてストレートにしていました。しかも、帽子を脱いだ瞬間もあって、少しドキッとしましたが。全体的にすっきりしていて、少し痩せていたし。それが精神面での新しさと健全をも表しているような気がしたのです！

その週はアクセルの誕生日でもあって、会場からハッピーバースデイの大合唱になったので、本当に本当にアクセル機嫌を良くしていました。

ただこの日思ったのは、アクセルもヴォーカリストとして絶好調で体調も気分も良さそうで最高のコンディションだからこそ、ここで、やっぱりオリジナル・メンバーに戻って欲しいなあということ。新バンドのサウンドは申し分なかったのですが、何かもうひとつ欠けているというか。アクセルはしっかりアルバムも出して、ツアーもやったんだから、それを自分で認めて、なんとかここで大人になって欲しいです！！！

というわけで、最後までドキドキさせてくれるぜ、さすがアクセル！