その中から、まず最優秀ソングライター賞を受賞したノエル・ギャラガーのスピーチやレッドカーペットでの発言をまとめた。娘のアナイスのコメントも含め、さらにオアシスの近況も付け加えている。
⚫︎ノエル・ギャラガーが「最優秀ソングライター賞」を受賞。「弟にありがとう」と語る。
ノエル・ギャラガーが最優秀ソングライター賞を受賞した。本人は、「この2年、曲を書いていない」と語っていたものの、会場からは大歓声で迎えられた。
ノエルのスピーチは以下の通り。
「イエス、マンチェスター! まず最初に弟に感謝したい。
それから、ボーンヘッド、ギグジー、トニー・マッキャロル、アラン・ホワイトにも。
さらに、ゲムとアンディにも。彼らがあの曲たちに命を吹き込んでくれた。
彼らがいなかったら、俺はただのシンガーソングライターで、そんなもの誰も気にしちゃいない。
でも何より感謝したいのは、35年間あの曲を生かし続けてくれた、(観客の)みんなだ。
みんながいなかったら、俺たちはこんな最高の人生を手に入れることはできなかっただろう。
本当にありがとう。
最高の夜を過ごしてくれ。
シティ万歳、クソ最高」
これを受けて、リアム・ギャラガーも熱いコメントを投稿。
「レノン&マッカートニー以来、この国が生んだ最高のソングライターに万歳。追伸、俺の名前はリアムだ。x」
ーノエルは、レッドカーペットでも、昨年のツアーについて語っている
「うまく言葉にできないんだけど、正直、あれがどれだけの意味を持っていたのか言い表せないんだ。
もちろん、チケットがとんでもなく売れていたから、すごいことになるのは分かっていた。でもあのバンドに対する愛や情熱が今もちゃんとあって、しかも新しい世代からも向けられているっていうのは、本当に特別なことだ。
それってつまり、俺たちがやってきたことが時代を超えているってことだと思うし、おそらくこれからも永遠にそうなんじゃないかと思うんだ。
あの曲を書いたとき、俺はマンチェスターのカウンシルフラットに住んでいて。当時の彼女とワンベットルームの部屋にいた。特に何かを狙っていたわけでもなく、ただ書いただけなんだ。
でも、こうして何世代にもわたって聴かれ続けているってことは、きっとどこか“本物の場所”から生まれてきたものだったんだろうなと思う。
親が子供を連れて来ているのを見るのも良かった。送り迎えの車の中で、ずっと聴かされていたんだけろうけど(笑)。でもそれを含めて、全て意味のあることなんだ。
本当に、全てなんだよ」
ー2026年について
「人生はいい感じだよ。俺に取っての2026年は、ここまで最高だから。俺は、”火の馬”なんだ」
⚫︎2026年の予定は?
「今年の予定??ええええっと、まあ今年は少し休んで、曲を書いて、休暇に出て……って感じかな。とにかくめちゃくちゃ良い時間を過ごしているよ」
ードキュメンタリー映画などについて
⚫︎今年はいかがですか?ツアーもやっていたし。かなり最高だったのでは?
「今年っていうか、去年だね。去年は俺たちにとっても、人生で一番信じられないような出来事だった。本当にすごかったよ。あれだけの年月を経て戻ってきて、アルバムが1位になったりしてさ。かなりクレイジーだよな。でも、その一瞬一瞬を心から楽しんだ。最高だったよ。
ライブもとにかく素晴らしかった。特にマンチェスターの公演はね。もう正直言葉にするのが難しい。ライブそのものが全てを物語っていたって感じかな。観た?
⚫︎ウェンブリーに行きました。
「ああ、そうか。どの公演も本当に10点満点だった。みんなそう言っていたけど、実際に別格だったんだ。何年も経ってるのに、あのバンドへの愛がちゃんと残ってるのを目の当たりにして、場所によっては圧倒されるくらいだったよ。すごかったんだ。本当に」
⚫︎ずっとライブを見たいと思っていました。
「じゃあはっきり言うけど、『もうこれ以上良いライブはない』って言う人も多いんだ。本当にすごかった。90年台のライブより良かったって声もあるくらいだからな」
⚫︎お子さんたちが来ていたのも良かったのでは? 確か38公演くらい観たのですよね?
「ああ、そうそう。あいつら、それまではオアシスを一度も観たことがなかったのに、気づけば38回も観ていたんだ(笑)。世界中を一緒に回って、いろんな場所で観てさ。
で、困ったことに、今はオーストラリアに引っ越したいとか言い出してる。まあ、あそこは最高の場所だけどな。シドニー湾を回って、フィッシュ&チップスを食べさせたら、もう完全気に入っちゃってさ。
でも、今こうしてここに一緒にいられるのは最高だよ。さっきも『お前ら、自分がどれだけラッキーか分かっているか?』って言ってやったところだよ(笑)」
⚫︎いい話ですね。それでは最後にドキュメンタリー映画について教えていただけますか?『ピーキー・ブラインダーズ』(Netflix)のプロデューサーが関わっているのですよね?
「そう。スティーヴン(・ナイト/『ピーキー・ブラインダーズ』のクリエイター)が、プロデュースしているんだ。俺はまだほんの一部しか観てないんだ。断片的な映像しか観てないから、正直、何を観ているのかよくわからないし、何とも言えない。でも、俺よりもっとちゃんと観ている人達は、『すごい』って言ってるよ。
ただ思うに、あのツアーの5%でも捉えられていたら、それだけでとんでもない作品になるはずだ。だから楽しみにしてる」
⚫︎「ソングライター賞」を受賞したことについては?
「ここ2年くらい曲は書いてないのに、って感じだけどね(笑)。でもレコード的には俺たちが一番売れたし、曲は全部俺が書いたわけだし。子供達に、”オヤジがやっていること”を見せられるのはいいよね。
もし文句があるやつがいたら、俺はテーブル65にいるから来いよ(笑)。いや、冗談だけど、本当にすごいことだと思うよ」
⚫︎おめでとうございます。
「ありがとう。本当にありがとう、じゃあまたな」
ーアナイス+ジーン・ギャラガーがレッドカーペットで、インタビューに答える
⚫︎「ソングライター賞」を受賞した時のノエルの反応は見ましたか?
アナイス「いや、その場にはいなかったから。インスタで知ったから」
ジーン「俺もインスタで」
アナイス「でも、たぶんすごく驚いていたと思う。というか、私の中では彼はすごく謙虚な人で……まあ、異論がある人も多いと思うけど(笑)。でも音楽で認められるというのは、しかも今は若い世代が彼の作品を買って、ちゃんとアルバムをちゃんと手に取っているという状況があるわけで、それって本当にすごいことだと思う」
⚫︎今後のライブについて教えてください。あなたたちはあの場にいて『LIVE 25』のとんでもない反応も目の当たりにしたわけですよね。実際どうしてたか?家族としての受け止め方は? 今後公演が増える可能性はあると思いますか?
アナイス「どうだろうね。正直、オアシスには“LIVE FOREVER”でいて欲しいと思っている。私にとっても特別だから。でも未来のことは分からない。ただ、あれを現場で体験できたのは、すごいことだった。あんな経験できる人、ほとんどいないし」
ジーン「本当にすごかった。まあ厳密に言うと、子供の頃にも観てはいるけど」
アナイス「でもその頃は、オアシスそのものよりも、楽屋にミルキーウェイのチョコがいくつあるとか、ビーフ味のフーラフープスをどれだけ食べられるとか、そんなことばかり気にしていたから(笑)」
ジーン「シリアルのおまけとかね」
アナイス「だから今回は、ちゃんとフラットな状態でライブが体験できたのが良かった。ちゃんと音楽として、あの空間そのものとしても、ちゃんと受け取れた感じがした」
⚫︎最後に、Villanelleの新作もおめでとうございます。あなたがソングライター賞で戻ってくるのはいつ頃になりそうですか?
ジーン「どうだろうね。まあ、そのうちかな」
アナイス「今は、家族にちょっと稼がせてあげないとね(笑)。でも正直、彼が今ギャラガー家で一番エキサイティングな存在だと思っている」
⚫︎家族内で競争心はありますか?
アナイス「いや、競い合ってるという感じじゃないと思う。むしろ支え合ってる感じ。みんながお互いを最高だと思ってるしね」
ジーン「うん、全部いい感じなんだ。いいバイブスってやつ」
ーアナイスがブリット・アワードに来ている人に一つだけ質問するとしたら?
ジーン「うーん…..」
アナイス「うーん、私なら、お父さんに『自分の子供の中で、一番お気に入りは誰?』って聞くかな」
〈以下その他の情報をまとめてご紹介〉
ーロザリアが、リアム・ギャラガーの「Sunshiiiiiiiine」を真似る
ロザリアが新作『LUX』で13ヶ国語を操っていることにちなみ、「次はマンチェスター語も入れて欲しい」と言われると、「リアム・ギャラガー、あなたは私を知らないけど、私はあなたを知っている」とコメント。そのまま、リアムのモノマネで、「Sunshiiiiiiine」と歌って見せたからキュートだった。さらに「オアシスが大好き」とも語っている。
ーギースがノエルと2ショット
ギースのドラムのマックス・バシンは「隣のテーブルだけど怖くてノエルに話しかけらない」と言っていたが、レッドカーペットで、ノエルと遭遇。恐る恐るながら2ショットを実現している。
ーオアシス、ロック殿堂入り候補に
オアシスは今年のロック殿堂入り候補にも選出されている。最終的な受賞者の発表は4月。式典は秋にナッシュビルで開催予定だ。
ーノエル、ポール・マッカートニーのドキュメンタリー映画UKプレミアに出席
ノエルは、ポール・マッカートニーのドキュメンタリー『ポール・マッカートニー:マン・オン・ザ・ラン』(日本ではAmazon Primeで配信中)のUKプレミアにも登場。ポール・ウェラーと、ポール・マッカートニーとの豪華な3ショット写真が公開されている。
https://x.com/OasisMania/status/2024397568650699175
ーチャリティアルバム『HELP2』にオアシス参加。
さらに、この3人は過去にチャリティアルバム『HELP』で共演しているけど、本日、『HELP(2)』にオアシスのライブ音源が収録されることが突如発表された。すでに超豪華なラインアップとなっている本作に、前作に続き、オアシスも参加する形となる。
収録曲は、昨年9月28日ウェンブリースタジアム公演での“Acquiesce”。アナログ盤には7インチレコードとして封入されるほか、CDにもボーナストラックとして収録される。
発売は今週3月6日。予約はこちら。
https://store.warchild.org.uk/