U2の世界ツアー初日!あまりに素晴らしかった!!!しかもメンバーに会った

  • U2の世界ツアー初日!あまりに素晴らしかった!!!しかもメンバーに会った - pic by KEVIN MAZUR

    pic by KEVIN MAZUR

  • U2の世界ツアー初日!あまりに素晴らしかった!!!しかもメンバーに会った - pic by KEVIN MAZUR

    pic by KEVIN MAZUR

  • U2の世界ツアー初日!あまりに素晴らしかった!!!しかもメンバーに会った - pic by KEVIN MAZUR
  • U2の世界ツアー初日!あまりに素晴らしかった!!!しかもメンバーに会った - pic by KEVIN MAZUR

U2が5月14日カナダバンクーバーのRogers Arenaで、iNNOCENCE + eXPERIENCE TOURを開始した。

たった今観て来たのだけど本当に素晴らしかった!!!!

U2のライブはもう数えきれないほど観ているのに、こんなに新鮮に感動できるなんてびっくりした。

それはなぜかと言うと、彼らはそもそも名曲、ヒット曲が数えきれないくらいあるのに、それをいかに新しく見せるのかにおいてもの凄い努力をしているからなのだ。具体的に言えば、今回のショーの場合は、ビジュアルとプロダクションがもの凄い。ステージのど真ん中から、フロア席の本当に一番後ろまで花道が出ていて、その一番後ろにステージがあるのだけど、ステージと後ろのステージの花道の上が、超巨大スクリーンになっているのだ。

そこに映し出される映像とか、その効果、また、その花道に突然ステージがせり上がってきて、花道と映像の組み合わせで、ブロードウェイのプロダクションかと思う瞬間すらあって、とにかく1曲に観るところがありすぎる。というか、こんなライブ観たこともないという内容で、衝撃的なのだ。

全体のストーリーとしては、ダブリンに住んでいた少年の物語というところから始まり、それはボノの家になっているんだけど、そこから、音楽に出会い、という成長物語になっている。ボノは、「この旅に一緒についてきてくれるか?」と言って始まる。その少年の旅が描かれていて、だから、ライブが終わるとなんと、正面のステージの後ろに帰るのではなくて、花道の先の一番最後の部分から外へ出て行くのだ。

また長いレビューはゆっくり書かせていただくけど、U2はいつもそうだけど、毎回ツアーをやる時に新しい技術が導入されている。今回もそうだったと思う。それをこれからライブをやる若いバンドなんかが導入するのだ。

こうやって、新たな技術を導入し、新しい物語として見せることで、彼らの名曲が、これまで以上の衝撃を持って響くのである。この曲は、名曲だから、ただ演奏すればみんな喜ぶだろうなんて1ミリも思っていないのだ。その努力がスゴい。

しかも、これだけど迫力で、U2にしては小さいとは言え、2万人くらいのアリーナで巨大スクリーンを使うので、バンドが思いきり至近距離で、親密に見える趣向にもなっている。この効果的かつ思いきり新しいスクリーンの使い方は、例えば、インスタグラム、YouTubeに慣れた子供達に、インスタグラムでは絶対に伝わらない、なぜライブに来るべきなのかを、大声で語るようなもの。ものすごいど迫力と衝撃の本当に素晴らしい内容だったのだ。

最後に、実は!!なんとこの記念すべきライブが始まる直前で、メンバーに会うことまでできた!日本には行ってないから、ファンの皆さんのためにと。世界中からジャーナリストが来てたのに、ロッキング・オンだけメンバーに会わせてもらたのです!!それについては、明日また報告します。

以下は今日のセットリスト。
Joey Ramone
Out of Control
Vertigo
I Will Follow
Iris
Cedarwood Road
Song for Someone
Sunday Bloody Sunday
Raised by Wolves
Until the End of the World
Invisible
Real Thing
Mysterious Ways
Desire
The Sweetest Thing
Every Breaking Wave
Bullet the Blue Sky
Pride
The Troubles
With or Without You
City of Blinding Lights
Beautiful Day
Streets
Still Haven't Found
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする