BiSワンマン「IDOL SUiCiDE」に行ってきた

BiSワンマン「IDOL SUiCiDE」に行ってきた

今日はBiS@Zepp DIVER CITYへ。
ライヴタイトルは「IDOL SUiCiDE」。オープニングSEは”Rock'n Roll Suicide”だった。

淡々と何事もないかのように進むいつものライヴでありながら、”DiE”と”Fly”という直近のシングル曲がえらい盛り上がったというのが印象深い。
この2曲がしっかりとハイライトになっていた。それがしっくりときた。
生きることに対してシリアスなスタンスで書かれたこの2曲は、茶化され、斜に構えたもの、あるいは即物的なものとして伝わるのではなく、やはりシリアスさと性急さを伴った楽曲として伝えられるべきなんじゃないかと思っていた。
実際、特に”DiE”の使いどころがよく、ファンのリテラシーもまたさすがで、そうしてこの2曲がより強いインパクトを与えられることにより、BiSとしてのステージにさらなる磨きがかかっていたんじゃないか。
ライヴの終盤には来年の3月に1万5千人くらいキャパの某会場でライヴをやる予定があるというマネージャー渡辺さんの談話が。
1万5千ですって。1万5千か……。すごい話だ。

何はともあれ、素晴らしいライヴだった。
BiSは、楽曲自体が放つエモーショナルなパワーがハンパじゃなく、さらに彼女たち自身も過剰にしんみりすることもなければ、必要以上の感謝の言葉を叫びまくることもないので、ライヴ後は妙にすっきりした気分になる。
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