ボウイの肖像が英20ポンド紙幣に登場か?


★もうじき新しいデザインを国民の投票によって決める英20ポンド紙幣だが、

その【新しい20ポンド紙幣】の図柄に「先月他界したデヴィッド・ボウイの肖像を!!!」という署名運動が始まっていて、
現在なんと「4万人以上(!)もの署名が集まっている」という。

★この署名運動Change.orgの主催者サイモン・ミッチェル氏は、英民放TV局のニュース・サイトitv.comの取材に応え、
こんな風に語っている。

「デヴィッド・ボウイの音楽は我々英国民の様々な人生を彩る重要なサウンド・トラックになってきました。
彼の”ヴィジュアル・アートやペルソナを巧みに音楽と合体させる手法”も、全く新しい表現法をメインストリーム・カルチャーに浸透させました。

さらにボウイは2002年の国民投票で選んだ「英国史上、最も重要な偉人たち×100人」のリストでも29位につけています。
この投票結果をみても、ボウイがいかに英国民に親しまれ、祝祭されている人物であるか?が証明されています。
次の新しい英20ポンド紙幣の図柄にボウイ以上にふさわしい人物は他には考えられません」。

現在、英中央銀行のイングランド銀行が出している「次の英20ポンド紙幣の図柄に使われる人物の条件」としては、
「故人であり、ヴィジュアル・アート界の重要人物であること」の2つだという。

★因みに、
2017年から流通される新しい【英10ポンド紙幣】の図柄には、19世紀の英女性作家ジェーン・オースティンが、
2016年から流通される新しい【英5ポンド紙幣】の図柄には、第二次世界大戦中の英首相ウィンストン・チャーチルが、

それぞれ登場することになる、と発表されている。

P.S.
新【英10ポンド紙幣】の図柄にジェーン・オースティンを!という署名運動では「約3万5千人の署名(現在のボウイの署名より少ない)」が集まった、らしい。

さぁ、どうなるか???
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする