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    神戸発期待のニューカマー、ドラマチックアラスカの正体に迫った

    神戸発期待のニューカマー、ドラマチックアラスカの正体に迫った

    ドラマチックアラスカ。メンバーは土方直人(Vo・G)、鳥羽尚弥(G)、丸岡憲史(B)、西端惇(Dr)の4人。全員が19〜20歳というフレッシュなニューカマーだ。

    一癖あるバンドを多く排出する神戸のシーンを活動拠点とする彼らだが、そのサウンドは驚くほどストレートなギターロック。6月にリリースとなるデビュー作『ドラマチックアラスカ』には、リスナーの「ツボ」を押しまくる楽曲がズラリと並ぶ。その構成力とセンスは憎いほど。

    しかし、その一方で歌詞は痛いほどに衝動的だ。フロントマン・土方の中にある「何に対してなのか自分でもわからないけれど、湧き上がる苛立ち」がメッセージの核になっている。「壊したい」「引っくり返したい」――そんな衝動がサウンドを包むからこそ、彼らの楽曲には言いようの無い切迫感が宿る。今後のシーンを盛り上げるバンドのひとつになってくれることを期待。新作について訊いたインタヴュー、JAPAN7月号(5/30発売)に載ります!(塩澤)
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