今年開催されたツアー「The Dinner」でも改めて誰にも真似できない圧倒的な世界観とエンターテインメント性を見せつけたセカオワですが、それを終えた今、彼らはどこに向かおうとしているのか……。
ここでは、新曲“Hey Ho”に乗せた彼らの「夢」のありかを探る『ROCKIN’ON JAPAN』11月号の表紙巻頭特集から、メンバーの発言をお届けします!
●私が一番最初にこの曲のアイディアを聞いたのは「The Dinner」のツアー中で。ひとりホテルに帰ったらFukaseから電話がかかってきたんです。もうすでに酔っぱらってて、なんか、「Saoriちゃん、次のテーマ決めたよ」みたいな感じで。「サビのはじまりは《Hey Ho》って言うんだよ」って、それを何回も言っていて(Saori)
●「ブレーメン」がどうなっていくかはわからないし。すごい長い道のりだし、今結論を言うべきではないなという。船を出すまでの話で、今回は終わりでいいんじゃないかって。僕ら“RPG”で街を抜けて海へ出て、そこまで来たところから、今船を出そうか迷ってるところに進んできた。そういう意味での“RPG”の続編っていう感じですね(Fukase)
●アレンジはクレイジーでも、Fukaseが歌うとポップソングになる、なってしまう。だからこそアレンジでどう闘っていくかっていう。寄り添って何かを強めるのか、あるいは相反する感じで、広げるのかとか。とにかくFukaseの歌は強いんですよ(Nakajin)
●真面目真面目で行っちゃうと、たぶん手に取ってくれた人への圧力がすごすぎて。「ザ・支援ソングです!」みたいな感じで来られちゃうと、引いてしまう人もいると思うし。圧力をかけるっていうよりも、包んでしまうみたいな感じになったなと思いますね(DJ LOVE)
●道に倒れてる人がすごくかわいいから手を差し伸べるわけじゃないというか。そこに倒れてる人がいて、俺の目に留まったから手を差し伸べるわけで。そこでこの船は出さなきゃいけないなって思ったというか。出すべきだ、今が航海の時だって(Fukase)
続きは発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』11月号で!