25年間の足跡を凝縮したスタジオ音源による最新ベストアルバム。音を鳴らし、響かせることにかけて圧倒的に長けた5人のミュージシャンが、こうして一緒にサウンドを構築することのとんでもなさを全24曲が示してい…
「負け犬」……。自分でなかなか言える言葉ではない。「GOOD」が付けられているから救われるが、一見しただけでは驚くタイトルだ。06年のインディーズプレデビューアルバムからパンクシーンの注目を集め続けてきた…
昨年のソニマニ公演で、デビュー作のアートワークをモチーフにしたウェアをそろって着て登場したストーン・ローゼズの4人は、ステージ中央に集まり、互いの手を取り合い、それを高々と掲げたのだが、まだ一音も鳴…
デビュー15周年を記念し、昨年11月に五日間に亙ってBunkamuraオーチャードホールで開催された『椎名林檎十五周年 党大会 平成二十五年神山町大会』。その最終日である26日の模様を完全収録したDVDとBlu-rayがリリ…
「昨年11月の『超越的漫画』からたった4ヵ月で全23曲・69分の新作アルバムをリリース!」という衝撃よりも、やはり驚かされるのはその内容だ。セクシーなエレクトリック・ファンク“汚染水”、亡き大滝詠一への想…
ユニゾンの楽曲には、メロディにも歌詞にも、どこか寂しげな感覚が漂う。それがあの光のようなスピード感の中で歌われるとき、その寂しさが希望へと変わっていく、それがユニゾンのダイナミズムだ。ではなぜ寂しい…
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを相次いで脱退した3人がパリでたった1度だけおこなったライヴの実況。ルー・リードはソロ・ファースト・アルバムのリリース前、ジョン・ケイルはセカンド・アルバムのリリー…
ジョニー・キャッシュと並んでカントリーの枠に囚われない物語と世界観を届けてきたウィリー・ネルソンが女性カントリー・アーティストやカントリーの素養のある女性アーティストとのデュエットを18曲にわたって繰…
PERIDOTSとのコラボ・シングルを経て、ソロとしては2013年唯一のリリースとなるタワーレコード限定のワンコイン・シングル。プロデュースは亀田誠治。ダブルAサイドの1曲目は勢いに満ちたロック・ナンバーで、《わ…
聴いてすぐに思い出したのは今年の2月に出たボニー“プリンス”ビリーとドーン・マッカーシーのデュエット作『What The Brothers Sang』のことだった。エヴァリー・ブラザーズのかなりマニアックな曲を中心とした…
リリース前にはシングル以外の一切の音源を聴くことができなかったため、日本でのリリースと同時に貪るように聴いたガガ最新作。強靭な生命エネルギーに溢れ、挑発的なアイデアとユーモアセンスが共存する豪快な内…
ベスト盤こそあったが、オリジナルアルバムは『B.A.N.D.』以来、3年8カ月ぶり! さらに、1st以来のカクバリズムからのリリースであり、活動15周年であるという、様々な節目のもとに完成したニューアルバム。聴き…
あるいはラモーンズでも、モーターヘッドでもいいんだけど……。デレク・ミラーの激しくディストーションされたギター・クランチと、アレクシス・クラウスのガーリーなヴォーカル、そしてローファイ・ドラムマシー…
既に200曲に及ぶ、オリジナルの中から珠玉の名曲たちばかりを集めたセルフ・カヴァー集。それだけでもう、お宝アイテムなのだが、「ダサいセルフ・カヴァーはやりたくない」というCharaのポリシーのもと、長年愛さ…
ソニック・ユース活動停止後、いち早くソロ作『ビトウィーン・ザ・タイムズ・アンド・ザ・タイズ』を発表したリーが、さらに一歩進みパーマネントなグループ、ザ・ダストを結成しての作品だ。前作でも参加のアラン…
ガガの曲は基本的に情緒的ではなく、音楽としては非常にシンプルで「メッセージ性がある」というより、メッセージそのものである。ベース音の効いたリズム・パターンが70年代のディスコ・ミュージックを彷彿させる…
メタリカの3D映画『スルー・ザ・ネヴァー』はじつに彼ららしいフィルムだ。レッド・ツェッペリンの映画『狂熱のライヴ』にインスパイアされたライヴとファンタジックな映像を併走させていくもので、実際にライヴを…
ロキシー・ミュージック脱退後のイーノのソロ・アルバム8種が再発。キッチュでマッドなグラマラス・ポップに始まり、次第にロックの定型を逸脱し、アンビエント・ミュージックの成立に至る過程は、ポップ・ミュー…
「数々のゴシップを超えて人生の根源に到達した昨年のアルバム『ボーン・アンド・レイズド』で全米2週連続1位&30ヵ国でiTunesチャート1位を記録」という栄光の直後に訪れた、「2度目の喉の手術で一時は自ら…
アイロニーでもなければ、レトリックでもなく、つまりはトートロジー。まさにドレスコーズな1曲だ。そもそもトートロジーとは、一見意味があるようで、意味を成さない命題のことを指す。「君は君である」「猫は動…
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