ジョニー・マーは現在制作を進めている新作について「本当のロンドンの空気」に満ちていると明らかにしている。
ジョニーは昨年リリースしたソロ・デュー作『ザ・メッセンジャー』に続く新作制作に着手していることを明らかにしていて、NME誌でパーマ・ヴァイオレッツのチリ・ジェッソンの取材を受けて新作の性格を説明しつつ、ジョギング中に転倒して骨折する前に作業を終えていて幸いだったと語っている。
「今のところ、曲がすべて書き上がってるように思うんだ。運よく、やらなきゃならない作業もあとはヴォーカルだけなんだ。これ(と右手のギプスを上げる)をやる前にギターを全部済ませることができたからね。いい感じなんだよ。本当のロンドンの空気があるんだよね、このアルバムには。ロンドンの川の近くのスタジオでレコーディングをやってるんだけど、忙しくて騒々しくてすごくモダンな場所の空気を捉えたいんだよ」
なお、チリもパーマ・ヴァイオレッツのセカンドについて語っていて、「目指してるところに大分近づいてるよ。曲も用意できたし、どういうサウンドがほしいのかもよくわかってるし。曲も前のものよりも全然スケールが大きくなってるんだ。いろんなことを自分たちだけでやるということを試みてるんだよ」と説明している。
また、ジョニーは先月、モリッシーの自伝『Autobiography』をまだ読んでいないのかと問われ、「ぼくはきみの事情は知らないけど、ぼくにはまだその前に読みたい本がたくさん残ってるんだよ」と答えた。さらに今年の9月には新作をリリースしたいことも次のように明らかにしていた。
「9月の終わりには新しいアルバムを出すことになってて、これは去年のアルバムに続く作品になるんだよ。2枚目のアルバムは急いで仕上げちゃいたかったんだ。ぼくとしてはこの作品はツアーについての作品だと思っていて、バンドの意気とオーディエンスの息吹をまだ新鮮なうちに作品にしてしまいたかったんだよ。もう11か月もツアーを続けていることになるから、その同じエネルギーを保ったまま作品にしたかったんだ。あんまり考え過ぎたくはなかったんだよ」
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