モトリー・クルーのミック、ツアーでテープを使うのはブリトニーみたいで嫌だと語る

モトリー・クルーのミック、ツアーでテープを使うのはブリトニーみたいで嫌だと語る

今年の7月から最終ツアーに乗り出し、来年いっぱいでライヴ活動を終了させるモトリー・クルーだが、ギターのミック・マーズはツアーでバック・コーラスのテープを使うことに物申している。

ラジオの司会者エディ・トランクの番組に出演したミックはコーラスのテープをライヴで使うことについて訊かれ次のように答えている。
「それはまた別な話でさ、これについて話し続けると俺も面倒なことになりかねないんだよな。じゃあ、こう言わせてもらうよ、単語二つで俺の言わんとしていることはよくわかるはずだから。ブリトニー・スピアーズ」

さらにミックは次のように続けている。
「とにかく俺は嫌なんだよ。俺としては60年代や70年代のバンドが個人的に一番好きなのはみんなリアルだったからだとしか言いようがないよ。みんなステージに出たら、ただやるだけの話だったんだ。トチったとしたらどうするの? そんなこと知るかよっていう。確かにそこかしこに音の隙間があるかもしれない。けど、どーでもいいよっていう。曲としてのスケールのデカさ、生々しさ、曲を書いた連中の人となり、そしてその見せ方、それが重要だったんだよ」

「モトリーのCDをかけてそれに合わせて弾くっていうんだったら、1日中家でもやってられるよ。そんなことはやりたくねえって言ってるんだよ」

テープの使用はバンドの他のメンバーの間では問題になっていないのかと訊かれ、ミックは「いや、なってないよ。むしろファンの間で問題になってるんだよね。特に音楽好きのファンの間でさ」と答えている。

なお、バンドはメンバー間でツアー終了合意書にも署名したことを明らかにして話題を呼んだが、音楽制作などの活動は終わるわけではないとも明らかにしている。
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