レディー・ガガ、デビュー前から自分を支えたマネージャーと決別

レディー・ガガ、デビュー前から自分を支えたマネージャーと決別

11月11日に新作『ARTPOP』をリリースするレディー・ガガだが、長年自身のマネージャーを務めてきたトロイ・カーターと袂を分かったことが明らかになったと『ザ・ハリウッド・リポーター』誌が伝えている。

レディー・ガガはユーチューブ音楽賞で新曲“Dope”の初パフォーマンスを披露したが、演奏中レディー・ガガは涙していたことが伝えられていて、カーターの辞職はその翌日エンタテイメント・サイトの「ショービズ」411で明らかになった。

カーターは2007年にインタースコープ傘下のストリームライン・レコードのスタッフとしてレディー・ガガの担当になっていたヴィンセント・ハーバートによりガガのマネージャーとして雇い入れられ、これまでカーターとハーバートとでガガを支える体制を築き上げてきた。カーターは初めてガガに会った時の様子を最近行われた取材で次のように振り返っている。

「ガガには詳細に自分のヴィジョンが見えていて、曲もすべてできていて、あと必要なのはそれをどうやって翻訳して世の中に伝えていくかということで、そこで僕が加わることになったわけです」

今では業界セミナーや講演では引く手あまたの顔ともなっているカーターだが、これまでガガとの関係性をビジネス判断とクリエイティヴ判断をきっちり棲み分けていると説明していて、ガガはクリエイティヴな判断について95パーセントを決め、自分は5パーセント、ビジネス判断について自分が95パーセントを決め、ガガが5パーセントを決めるというやり方になっていると語ってきている。こうした取り組みや戦略でもってレディー・ガガ、トロイ・カーター、ヴィンセント・ハーバートの3人は世界規模で2千万枚を超す国際的な現象を起こすことになったと言われている。

カーターは他にもジョン・レジェンド、リンジー・スターリング、マインドレス・ビヘイヴィアなどのアーティストのマネジメントを抱えていて、自ら設立したアトム・ファクトリー・レコードは先頃キャピトル・レコードとの事業提携契約も取り付けたことが伝えられている。

なお、レディー・ガガもカーターも、今回の決別については何も公式に発表は行っていない。
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