ダフト・パンク、「EDMって聞いた時は誰かDJの名前の略かと思った」
2013.05.29 22:30
グループが始まって以来の好調なチャート・アクションを見せている最新作『ランダム・アクセス・メモリーズ』を5月22日(水)にリリースしたダフト・パンクだが、本作についてトーマとギが制作の裏側を語ったインタヴューが、『ロッキング・オン』7月号に掲載される。
このインタヴュー内で、昨今世界的なトレンドとなっているEDMブームとその代表的なアーティストについてダフト・パンクは次のように言及している。
「デッドマウス? 自ら好んで聴きたいと思うタイプの音楽じゃないかな。ただスクリレックスには一目置いてるよ。スクリレックスが2007年に僕たちのピラミッドのステージを観て、それで音楽を始めたって話を前に聞いたんだけど、少なくとも僕たちが作ってる音楽をそのままコピーしてるわけではないよね。だからもしかして、スクリレックスこそが、僕たちが作った悪しき流れをぶち壊してくれる存在になってくれるのかも。ただ、僕もギもエレクトロック・ミュージック自体そんなに聴いてないからね。これは何も今に始まったことじゃなく、昔からずっとそうなんだけど」とトーマが言うと、「その手のアーティストも作品もひとつも知らないし、最初EDMって聞いたときには全部ひとりの人間がやってることなのかと思ってたんだ。EDMって名前のDJとかさ。エリック・デイヴィッド・モリスの略みたいな(笑)」とギが得意のユーモアで返している。
ダフト・パンクの最新作『ランダム・アクセス・メモリーズ』は絶賛発売中。
『ロッキング・オン』7月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/82868