今月リリースされた、11年ぶりとなるオリジナル・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』が日本でも好調なセールスを記録しているエアロスミス。デビュー当時からのオリジナル・メンバーで、長年スティーヴン・タイラー(Vo)とジョー・ペリー(G)をサポートしてきた、トム・ハミルトン(B)とブラッド・ウィットフォード(G)とジョーイ・クレイマー(Dr)が『ロッキング・オン』1月号に掲載されているインタヴューで“エアロスミスの真実”を明かしている。なかなかソングライティングに参加させてもらえなかったことに対してトム・ハミルトンとジョーイ・クレイマーは次のように語っている。
トム「みんな長い間、ソングライティングの一部になりたくて飢えていた。めちゃくちゃ競争力の高いバンドだから、常にお互いが張り合っていて、それは明らかにフラストレーションの源になっている。そのせいもあってここ数年、とにかく必死になろうという気持ちが芽生えた。それが結果に繋がったんだ」
ジョーイ「俺達3人も常に曲は書いている。しかし、これまではほとんどアルバムに採用されることがなかったんだ。それは俺達のクリエイティヴィティが抑圧されているという意味ではない。昔は俺達が思いついたアイディアが曲に反映されることもあった。しかし、それがヴァースやサビの一部でなければクレジットには載らない。思うにバンドをやっている限りアイディアの提供は任務の一部だ。チームワークだから。ただ、歌詞と共にヴァースやサビを書かないと、目に見える形でアルバム・ジャケットにはクレジットされない」
伊藤政則によるこちらのインタヴューが掲載されている『ロッキング・オン』1月号は現在絶賛発売中。

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