2000年のセカンド『VOODOO』以来、リリースもパフォーマンスも行っていないディアンジェロだが、来年の1月にヨーロッパ・ツアーを行うことが明らかにされ、本格的な復帰が現実味を帯びてきている。
2002年から『James River』という作品に取りかかっているとされているディアンジェロだが、1月26日からストックホルム、コペンハーゲン、パリ、アムステルダム、ロンドンの5都市で6公演行うことが発表され、ザ・ルーツのクエストラヴも今回のツアーが実際に行われるとピッチフォークに語ったという。
「いや、まさに現実に起きていることだから」と説明するクエストラヴはこれまでジョン・メイヤーらと演奏してきているベーシストのピノ・パラディーノやドラマーのクリス・デイヴらがディアンジェロのツアー・バンドとして招集されていることを明らかにしている。今回のライヴは2000年以来12年ぶりのライヴとなる。
また、クエストラヴはディアンジェロの新作も「97パーセント方」出来上がっていて「歌詞を今仕上げてるところ」なのだと説明しているが、クエストラヴはこれまでにもジェイムス・ブラウンのバックバンド、JBズのフレッド・ウェスリー率いるホーン・セクションとア・トライブ・コールド・クエストのQ-ティップがディアンジェロの新作に参加していることを語ってきている。また、ビル・ウィザーズのドラムを務めたジェイムス・ガドソンも新作に参加しているという。