ピーター・フックがジョイ・ディヴィジョンの未発表曲“Pictures”を含む4曲入りEPのレコーディングへ

ピーター・フックがジョイ・ディヴィジョンの未発表曲“Pictures”を含む4曲入りEPのレコーディングへ - ジョイ・ディヴィジョン 1979年作 『アンノウン・プレジャーズ』ジョイ・ディヴィジョン 1979年作 『アンノウン・プレジャーズ』

ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの没後30周年を記念して『アンノウン・プレジャーズ』の完全ライブを今年行ってきたピーター・フックだが、ジョイ・ディヴィジョンの楽曲を4曲収録したEPをリリースすることが明らかになった。レコーディングにはピーターの完全ライブ・プロジェクトにも加わってきた、ピーター自身が率いるユニット、ライトと元ハッピー・マンデイズのボーカルのロウェッタらも参加する。

「ロウェッタがライブで自分も歌ったジョイ・ディヴィジョンの曲4曲をレコーディングしてEPにしろって言うんだよ」とピーターはスライシング・アップ・アイボールズに説明している。「その4曲とは“インサイト”“ニュー・ドーン・フェイズ”“アトモスフィア”“Pictures”になるんだけど」。

「というわけで、この4曲のEPを作ることになるけど」とピーターは説明を続けている。「ロウェッタの歌を乗せたこの4曲のバージョンがとてもいいものに仕上がっていると思うからやろうと思ったことなんだよ」。

“Pictures”についてピーターはNMEにもともと78年のジョイ・ディヴィジョンの曲でピーターが今回仕上げてみた楽曲だと今年の2月に語っていて、今回この曲は「美しい狂気をかもしている」と説明している。

「ものすごくパンクっぽいんだよね」とピーターは語る。「ジョイ・ディヴィジョンというユニットの危うさの尖端に乗っかっているような曲で、あの狂気の美しさをよく体現していると思うんだ。イアン・カーティスの歌詞がこの曲の深さをもたらしているものだし、イアンがこのテーマについて没頭したことでできたような曲だからね、そこが俺としては気に入ってるところなんだよ」。

ピーターはまた12月から『アンノウン・プレジャーズ』完全ライブをアメリカでツアーとして決行していく予定だ。

その一方でジョイ・ディヴィジョンの元ドラマーのスティーヴン・モリスはジョイ・ディヴィジョンのアナログ・シングル・ボックス・セット『+-』のリリースを記念して、12月8日にファンとの質疑応答セッションを行う予定だ。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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