70年代ファンク・ムーヴメントの一翼を担ったパーラメント=ファンカデリックのギタリストを務め、名曲“ワン・ネイション・アンダー・ザ・グルーヴ”のファンキィなギターラインを弾いたゲイリー・シャイダーが、6月16日に脳腫瘍と肺がんとの闘病の末、他界した。
ゲイリーはP=ファンク軍団を率いるジョージ・クリントンと10代の頃に出会い、72年から正式なギタリストとして参加した。同体異名ユニットとして知られるパーラメントとファンカデリックの両方で音楽的な中核を担い、“アトミック・ドッグ”や“コズミック・スロップ”のソングライティングにも加わっていた。また、基本的に裸におむつだけをつけるという奇抜なステージ衣裳でも有名だった。
73年の“コズミック・スロップ”のビデオはこちらから(→http://www.youtube.com/watch?v=o8vBDET3kbI&feature=player_embedded#!)
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