6月6日にロンドンのフィンズベリー・パークで無料ライブを敢行したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだが、新作をレコーディングするかもしれないとほのめかしていることが明らかになった。
昨年のクリスマスにオーディション番組『Xファクター』の優勝者の恒例のシングルが5年連続チャート1位に輝くのを阻止すべく、レイジのファンが一斉に“キリング・イン・ザ・ネーム”をダウンロード購入するキャンペーンを行い、見事クリスマスのイギリス・シングル・チャート1位を奪取したが、この無料ライブはバンドからのそんなファンへの返礼として行われた。
そして、レイジはNMEに、この勢いを逃がさないためにも、00年の『レネゲイド』以来の新作に取りかかるかもしれないと語っている。
「純粋な可能性としてありえると思うよ」とボーカルのザック・デ・ラ・ロッチャは語った。「とりあえず、今年の年末に向けて活動をするのか全員で膝を突き合わせて決めていかなきゃならないし、それぞれのほかのプロジェクトをいったん済ませたら、そこからなにかやれるっていうね」。
6月8日にダブリンのO2でもライブをこなしたレイジは、12日にはダウンロード・フェスでの出演を控えている。
(c) NME.COM / IPC Media 2010
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのザックが新作の可能性を示唆
2010.06.08 15:00