現在ニュー・アルバムを制作中のザ・ラプチャーが、新作のプロデューサーとしてフランスのダンス・デュオ、カシアスのフィリップ・ズダールを迎えたことが明らかになった。
これまでフェニックスの『ヴォルフガング・アマデウス・フェニックス』やカット・コピーの『ブライト・ライク・ネオン・ラヴ』、その他ダフト・パンクやエールやブロック・パーティーなど、大物アーティストをプロデュースしてきたフィリップ・ズダール。
ズダールはバンドから依頼を受けたときのことをウェブサイトPedestrian.TVに話している。「彼らは僕のところにやって来てこう言ったんだ。『僕らはフェニックスのアルバムが大好きで、ちょっと新しい音楽をやってみたいと思っている。手伝ってもらうことはできるかな?』とね」
彼はすでにラプチャーの新曲を聴いたという。「とてもいい方向性だと思うよ。全ての曲にこれまでよりも強さがあってね。7、8曲送られてきた。新曲には1stアルバムの良いところもたくさん残っているし、未来的な部分もずいぶんあって、かなり面白いものになっているよ」
ザ・ラプチャーの新作ではフィリップ・ズダールのほかにも数名のプロデューサーが起用されている模様。なお、彼らの2003年のアルバム『エコーズ』ではザ・DFA(ジェームズ・マーフィー&ティム・ゴールズワージー)が、2006年作『ピーセズ・オブ・ザ・ピープル・ウィ・ラヴ』ではデンジャー・マウス、イワン・ピアソン、ポール・エプワースがプロデュースを手がけていた。
ザ・ラプチャー新作 プロデューサーは?
2009.11.17 17:51