ザ・ポップ・グループをリキッドルームで観た

ザ・ポップ・グループをリキッドルームで観た

サポートの若いギタリストを加えた5人編成。
これぞポスト・パンク、これぞソリッドなパンク・ファンクの真髄、という音。
!!!もラプチャーも結局はこれがやりたかったんだ、という音。

だがやはり突出して凄いのはヴォーカルのマーク・スチュアートだ。

78年のあの時点で、ロックの構築美を完全に破壊・あるいは溶解するこんなヴォーカル・スタイルを提示したのは驚異的としか言いようがない。
「反権力側からの告発」、それをここまで強烈に声として表現できたヴォーカリストは稀だ。
それが少しも衰えてはいない。
素晴らしかった。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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