この曲は昨年の秋から冬にかけて開催されたホールツアー「Crepuscular」で披露されていて、キタニタツヤ史上屈指の破壊力のロックチューンとして鮮烈なインパクトを残していたが、日常的なのに非日常、暴力的なのにひたすら笑えるMVと共に改めてこの曲を喰らって完全に確信した。この『DEKAI』と『PURE』でキタニタツヤは一旦、自分の音楽人生を懸けての勝負を決めるつもりだ。これまでロックバンドマンとしての純粋な情熱と、ポップクリエイターとしての貪欲なまでの緻密さの両輪で、音楽シーンに新たな領域を見出してきたキタニタツヤだが、この2枚のアルバムリリースでは、より本質を突いた深いレベルで丸裸の「キタニタツヤ」を焼印のように時代に刻もうとしている。その極めて歪なのに、正しさも感じさせるアプローチは、まだどのアーティストも空けていなかった風穴を空けるとてつもない可能性を持っている。というわけでROCKIN'ON JAPANは、8月31日発売、10月号にてそんな2026年のキタニタツヤの可能性にかけて、どこよりも早い『DEKAI』『PURE』完成直後、表紙巻頭大特集を敢行することにした。ギリギリ取材が間に合うタイミングでアルバムは完成することになっているので、マジで強行突破の暴走特集だが、それぐらい無謀なテンションで最新のキタニタツヤを迎え撃とうと思う。是非ご期待ください!(古河晋)
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