クイーンのブライアン・メイが心理セラピーを受けていることを告白し、自身のうつについて「今でも起きたくない朝がある」と明かしている。
「Daily Telegraph」のインタビューを報じた「Radio X」によると、ブライアンがメンタルヘルスの改善と昨年5月に起こした心臓発作からの回復について語っているという。
「私はセラピーに通って真剣に取り組んできたが、今でも『起きたくないな。今日の問題を解決できるとは思えない』と思う朝があるんだ」
続けてブライアンは、新型コロナウイルスのロックダウンで自由を失ったことが苦痛だったとも述べている。
「生活の糧は失わなかったが、自由を失ったことが辛かった。波に乗って世界を周っていたかと思ったら、次は囚人のように閉じ込められたんだからね。そして、私は病気になってしまった」
昨年、心臓発作を起こしたブライアンは手術を受けて回復の過程にあるが、なぜ発作が起きたのか理解できないと語っている。
「いまだにわからないよ。私はどの項目にも当てはまらないからだ。酒も飲まなければ喫煙もしないし、自転車に乗ったり泳いだりして健康を維持してるからね。回復には時間がかかるし、今もその途中だ。薬で頻繁に合併症が起こって体が変になるし、大変なんだ」
『ロッキング・オン』最新号のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。