現在発売中のロッキング・オン3月号では、レディー・ガガ大阪公演のライブレポートを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
昨年春、コーチェラで初披露され、全世界をまさに“メイヘム(騒乱)”させたステージが、さらに進化し「The MAYHEM Ball」として遂に日本上陸。アジアでの公演はここ日本だけということもあり、会場には外国人ファンの姿も多く見受けられた。また気合いの入ったコスプレに身を包んだリトルモンスターたちも集結。ショーを待つ間、ドームには『カルメン』などのオペラやクラシックが響き、荘厳な空気を醸成していた。舞台の中央には真っ赤なドレスのガガが巻物に大きな羽根ペンを走らせる映像が流れ続けている。定刻を20分ほど過ぎても開演の気配がなく、待ちきれない観客席は大声でガガを呼び込みはじめ、自発的にスマホライトを灯し、会場全体を巻き込んでのウェーブまで起こった。会場内の期待のボルテージは最高潮に達していた。
そしてついに映像の中のガガがペンを置き、立ち去った! 「Lady Gaga presents The Art of Personal Chaos」と映し出される。ショーはスクリーン上の2人のガガで幕を開けた。1人は赤いガウンを纏ったブルネット、向かいには白いガウンのブロンド。2人は共に「マニフェスト・オブ・メイヘム」を詠唱した。
ショーは4つの幕と壮大なフィナーレで構成。この対照的な2人が、物語の主役である。赤い衣装を纏ったキャラクターはMistress of Mayhem(メイヘムの女主人)と呼ばれ、ガガ自身の中に潜む、批判、恐れ、エゴなど、闇の部分を擬人化したもの。対する白い衣装のキャラクターは、ガガの内なる純粋さ、愛、強さなど光の側面を象徴している。言わば、ガガのダークサイドとライトサイドが対立し、やがて統合していく物語なのだ。
そしてランウェイに現れた1人のダンサー。白のスポットライトが赤へと変わると、観客が手首に装着したライトも最前から伝染するように赤く染まっていく。不穏に物語が幕を開けた。
(以下、本誌記事へ続く)
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