ロードが、8月20日にリリースされるニュー・アルバム『Solar Power』について、「環境問題とは関係ない」と説明している。
「The Guardian」のインタビューを報じた「SPIN」によると、「太陽光発電」を意味する『Solar Power』というタイトルのせいで、アルバムが環境問題や地球温暖化をテーマにしていると誤解されたくないと語った。
「私は、気候変動を訴える活動家じゃなくてポップ・スターよ。私は大きな乗り物に乗って、その過程で排気ガスを排出するし、（気候変動については）知らないことがたくさんあるから」
そしてロードは、かつて俳優のマーク・ライランスが提案したように、「アーティストは、（直接問題を訴えるのではなく）気候にまつわるラブ・ストーリーを伝えるべきだ」との意見に賛同しているとも述べている。
「アーティストが環境問題を訴えても効果がないと証明されている。新作の曲は、他の何よりもラブ・ストーリーについて歌っていると思う。だけど愛は複雑よね」
ロードは、『Solar Power』のテーマは気候変動や環境問題ではないと言っているが、アルバムのパッケージは環境に配慮した仕様になっているとのこと。
ロードは新作に関する声明で、「心の痛みと悲しみ、深い愛、混乱を感じたときに私は自然界に答えを求めます。私は息を吐いて調整することを学びました。それが実行したことです」と説明していた。
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『rockin'on』2021年8月号
