以下、本記事より抜粋してご紹介します。インタビュー=つやちゃん
●●『パイロン』というタイトルは、ツアー中に高速道路沿いで何度も見た送電塔から生まれたそうですね。なぜ、その風景があなたの中に残ったのでしょう? 「というか、そもそも窓から見える景色ってほぼそれしかなかったし(笑)! いや、アメリカの移動風景って、マジでそんな感じなんだよ、だだっ広い空間が延々と続いていくの。その何もない風景の中にあの巨大な送電タワーが並んでるみたいな……そこに強烈に惹かれたんだろうね。何でもいいから家と繋がってる感覚になれるものを必死で探してたんだと思う。そこから完全にあの塔に取り憑かれたみたいになっちゃって。しかも、電気を送って街から街を繋いでるわけじゃない? 電気って私達がコミュニケーションするために必要不可欠なものだったりする。家に帰って電気のスイッチをオンにしたり、そういうイメージも含めて、色んな意味で今回のアルバムのテーマを象徴してる言葉のような気がしたんだよね」●●今作を聴いて、ビーバドゥービーならではの繊細な感覚は保たれたまま、サウンドが大きなスケールへ拡張したように感じました。あなたの魅力を支えていたガーリーな部分が、巨大な音圧に耐えられるものへ進化したような。「うわー、ありがとう! 今のめっちゃ嬉しいんだけど(笑)! でも、ホントに……孤独っていう状態もそうだけど、自分が普段心の拠り所にしてるもの一切から切り離されてるんだから、普通に混乱するに決まってる。今の話を聞いて思ったんだけど、私は孤独の静けさの中にカオスを見つけたんだろうね。それは今回のプロダクションの中の音からもしっかり伝わってくるはずで。でも、だからって、それによって今回のアルバムの持ってる繊細さが損なわれてしまってるわけじゃない。むしろそのまんまの形で残ってる。そこに気づいてくれて嬉しい、ありがとう」
●●ライブで今回のアルバムを生で聴けることを楽しみにしています。近いうちに期待できそうでしょうか?「もちろん、絶対行くに決まってるから! 今回のアルバムって、実は日本のバンドからめっちゃ影響を受けてるんだよ、by the end of summerやTexas 3000とかね。ガチで日本の音楽シーンのファンなんで、また日本に行ってライブをやるのが楽しみで仕方ない。今日はどうもありがとう、キュンとする内容の話だった!」(以下、本誌記事へ続く)
ビーバドゥービーの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。
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