デヴィッド・ボウイの息子で映画監督として活躍するダンカン・ジョーンズが、36年前のクリスマスに父親から贈られたプレゼントを発見したとSNSに投稿している。
「Ultimate Classic Rock」によると、ダンカンは「収納ボックスにしまっていたソック・モンキーを探しに行ったら、このマフラーを見つけたぞ!! やった!」とツイート。投稿に添えられたセルフィ―では、雪だるまの柄が施された水色のマフラーを首に巻いている。
このマフラーは、1982年にリリースされた短編アニメ映画『スノーマン』が1984年にアメリカで放送された際、ボウイが冒頭部分に登場して作品を紹介したときに身に着けていたもの。当時、ダンカンは13歳だったそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=54MEWWIiIk8&feature=emb_title
そのダンカンの投稿を見て、ボウイの出演シーンをプロデュースしたブライアン・ハーディングがTwitterで反応。マフラーの由来について次のように説明している。
「やあ、ダンカン! 私は、『スノーマン』で君の父親が出演した、イントロダクションの撮影をプロデュースしたブライアン・ハーディングだ。君は覚えてないかもしれないが、そのマフラーはアニメを製作したプロダクション会社、TVCの経理部の女性が編んだものなんだ。
彼女がセットに来てデヴィッドにマフラーを渡し、撮影が終わった後にデヴィッドが、そのマフラーを息子のゾウイ(ダンカンの愛称)にあげたいから貰ってもいいかと、礼儀正しく尋ねていたよ。このマフラーは彼が撮影のために請求した唯一のギャラでした」
その後にダンカンが、「家を引っ越した後、マフラーが物置にあったとは!」とツイートし、失くしたと思っていたマフラーを久しぶりに発見したと説明していた。
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