LAビート・シーンのパイオニア、ラス・Gが逝去。享年39歳

LAのビート・シーンにおけるパイオニア的存在でプロデューサー/DJとして活躍し、フライング・ロータス率いるレーベル、ブレインフィーダーにも名を連ねるラス・Gが現地時間7月29日に39歳で逝去したことが明らかとなった。

FACT」によると、現時点ではラス・Gの死因は明かされていないという。2018年12月にラスは息切れを起こした後、病院に搬送され、肺炎、境界高血圧、糖尿病、甲状腺機能低下症および心不全だと診断されていたとのことだ。

ラスの訃報を受け、彼を敬愛するアーティストが続々とSNSに哀悼の意を投稿している。

ブレインフィーダー

「俺たちのブラザー、ラス・GことGregory Shorterに別れを告げるのは本当に辛い。彼の家族と友人、世界中のファンに哀悼の意を表します。ブレインフィーダーとLAビートシーンの創設者のひとり、ラス・Gよ。安らかに眠ってくれ。心からの愛を。」

フライング・ロータス

「ラス・Gが地球を去り、銀河の遠くへ行っちまった。友よ、宇宙への道を示してくれ。永遠に君を敬愛するし、君と過ごした地球での時間に感謝するよ。Ohhhhhhrassssssssss(ラスの曲中でのシャウト)」

GROUNDISLAVA

「ラス・Gよ、安らかに眠ってくれ。LAビートシーンの絶対的な支柱で、彼がLow End Theoryでライブをやった時に俺の初EPのCD-ROMを渡したのを覚えてるよ。手の平でハッパを丸めるラスや、ライブ以外の思い出もたくさんある。LAのビート・シーンを形作ったレジェンドだったよ…」

SUZI ANALOGUE

「辛いわ。ラス・G、安らかにお眠りください。本物のレジェンドだったわ。この世界であなたが分かち合ってくれた全てに感謝したい。宇宙から私たちを導いて」
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