トム・ヨーク、『ファイト・クラブ』のサントラ制作を断っていたと明かす。「その時の俺は完全にイカれていたんだ」

トム・ヨーク、『ファイト・クラブ』のサントラ制作を断っていたと明かす。「その時の俺は完全にイカれていたんだ」

来年1月に日本公開を控える映画『Suspiria(原題)』のサウンドトラックを手がけたレディオヘッドトム・ヨークが、以前に映画『ファイト・クラブ』のサントラ制作のオファーを断っていたことを明かしている。

「Radio X」によると、トムはBBCのインタビューに答えた際、「(『ファイト・クラブ』の)サントラ制作の依頼が舞い込んだけど、彼らは俺を説得できなかったんだ」と明かし、その経緯を次のように語ったという。

あれは『OK コンピューター』の制作を終えた後で、もう何年も前のことだ。その時の俺は完全にイカれていたんだ。


そしてトムは、主演のエドワード・ノートンとブラッド・ピットから個人的に手紙まで受け取っていながら、そのオファーを断ったのだという。

『ファイト・クラブ』のサントラを頼まれ、脚本と一緒にエドとブラッド・ピットからの手紙が送られて来た。「君がサントラを手掛けるべきだと思う」って書いてあったけど、俺は「ダメだ、出来ない」って答えた。

当時はサントラの制作は無理だったんだ。だけど、あの映画を見る度に「あ~あ」って思ってしまう。


なお、トム・ヨークが手がけたサウンドトラック『Suspiria (Music for the Luca Guadagnino Film)』は10月26日(金) に世界同時リリースされる予定だ。今月には、同サントラから新曲“Has Ended”が公開された。

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