ジョニー・マー、マイク・ジョイスやアンディ・ルークらのザ・スミス再結成企画は「本当に茶番」と語る。「スミスは再結成すべきじゃない」

ジョニー・マー、マイク・ジョイスやアンディ・ルークらのザ・スミス再結成企画は「本当に茶番」と語る。「スミスは再結成すべきじゃない」

6月にニュー・アルバム『コール・ザ・コメット』をリリースしたジョニー・マー「SPIN」のインタビューに答え、ザ・スミスは「たくさんの理由」があって再結成しないのだと語っていたことが分かった。

最近では専ら政治に関する過激な発言が取り上げられることの多い元バンド・メイト、モリッシーだが、マーは同インタビューの中で、「モリッシーが最近とった政治的な立場によって、再結成から間一髪で逃れられたという感触はありますか?」と尋ねられ以下のように答えている。

そのおかげで逃れられたかどうかはわからない。ただ俺は、スミスは再結成すべきではないから再結成しないと思ってる。「(結成から)逃れる」っていう(表現が)好きじゃない。だって、俺たちは理由がたくさんあってが再結成しないわけだから。それが正しい表現だと思うし。誰にとっても驚くようなことじゃないと思うけどね。

俺としては、逃れるも何もないと思ってるよ。それに、かなり昔に一度会話があったってこと以外、俺たちが今まで再結成に限りなく近づいたってこともないんだし。



一方で、今年の1月には元ザ・スミスのマイク・ジョイス、アンディ・ルーク、クレイグ・ギャノンによる新たなプロジェクト、Classically Smithsの結成が発表されるも、アンディ・ルークの不参加が決定したことにより公演開催を前にしてプロジェクトが頓挫するという出来事もあった。

このことについても、マーは以下のように語っている。

これに関して考える時間はほとんどなかったんだ。俺がこの件について聞いた時には、もうみんなが知った後だったし、もうその情報で知るべきことは十分知ったしね、本当に。

特に、俺のところに話すらなかったっていうのが失礼だなと思ったし、あの企画がとん挫するまでの感じがもう本当に茶番だと思った。みんながこの件をどう計画してたのか考えてみたけど、かなり漠然としてるよね。

このバンドがそういった類の漠然としたものに関連づけられてるんだってことには、落胆せざるを得ない。俺たちがまだ一緒にやってた頃に、あいつらがあんなイベントを企画しなかっただけいいよ。だって、もしそんなことやってたら絶対に同じステージなんかに上がってないから。




ジョニー・マーの関連記事は現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。
ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

ジョニー・マー、マイク・ジョイスやアンディ・ルークらのザ・スミス再結成企画は「本当に茶番」と語る。「スミスは再結成すべきじゃない」 - 『rockin'on』2018年9月号『rockin'on』2018年9月号
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on