「役者って、面白い生き物であれば需要がある」── #中村倫也 、CUT9月号に登場。人間が垣間見えるからこそ感じる、舞台の魅力と怖れを語る

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俳優・中村倫也さんが、8月19日発売のCUT9月号に登場しています。

9月5日から始まるシス・カンパニー公演『ライフ・イン・ザ・シアター』。2009年の舞台『バンデラスと憂鬱な珈琲』での初共演以来、中村さんが「親父」と慕う堤真一さんとの二人芝居に挑みます。自らを「舞台人」と称してきた中村さんに、舞台の魅力と怖れ、そして30代後半に入った現在の心境についても語ってもらいました。以下、インタビュー本文から一部抜粋してご紹介します。

──『バンデラス』の時に「堤さんに『大丈夫だから』と言ってもらったことで安心できた」ともおっしゃっていましたが、ご自身で「大丈夫」と思えたのはいつ頃でしたか?

生活が安定してきたと思えた時はありますけど……つまるところ、いつまで経っても大丈夫じゃないんだなと。あの時の堤さんも自分のことを大丈夫だとは思っていなかったんだろうなと今になって思います。やることはやったかなと自分に及第点をあげられるようになったり、『半分、青い。』『凪のお暇』の時のように「これは絶対に俺にしか出せない色だろう」と思えることはあるけど……自分の芝居なんて好きじゃないですしね。自分の中で想像する自分のほうがすごいので嫌になってしまう。総じて、大丈夫ではない(笑)。堤さんはあの頃40代でしたが、僕が今40歳手前になって20代の人と共演した時には、やっぱり「大丈夫だよ」って言うんですよね

板の上に立っている人を見ると、その人の現時点がわかるんですよ。視覚効果や音を足し引きして編集された映像には映らないものが見える。だから舞台って怖いんですよね。バレるから、怖い。やっている役とか表現とか以前に、そこに立っている人間の持っているものが垣間見えちゃうんですよ。(中略)それを知らずに取り繕っていると「ちっちゃいな。頑張ってるけど」と思われてしまう。でもそれがまた愛嬌になったりもするんですよね。だから俳優って、何だってよくて。面白い生き物であれば、需要があるんだなという気がします

読み応えたっぷりのインタビュー全文はぜひ誌面で楽しんでいただけたら嬉しいです。

そして、撮り下ろし写真では自然体な中村さんをたっぷりと掲載しています。このブログでは、おちゃめなポージングをしてくれたオフショットをお届け! なかなか見ることができない靴の裏まで、たっぷりとご堪能ください(笑)。(阿部文香)


CUT9月号は現在以下にてご予約可能です。

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