「2017年のサマソニ」を徹底解説! 主催のクリエイティブマン代表・清水氏が語る
2017.05.17 21:00
サマソニ初のDJヘッドライナーであるカルヴィン・ハリスや初出演&ヘッドライナーのフー・ファイターズの2大アクトが話題をさらい、HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER開催が発表されたばかりのサマーソニック。
開催を2ヶ月後に控え、ラインナップも続々と発表、更なる盛り上がりをみせている。
5月1日(月)発売の『ロッキング・オン』6月号では、今年も進化し続けるこのフェスの主催者であるクリエイティブマンプロダクション代表の清水直樹氏がブッキングの狙いや、日本のフェスの今後を語っている。
今年のサマーソニックのラインナップを見てみると、清水氏が語っているように「近年のサマーソニックのように、ワン・デイ・ロック、ワン・デイ・ポップというような非常にわかりやすくヘッドライナーごとに傾向が分かれるということと、意外なことに両日、初ヘッドライナー」であることが分かる。
「発表した時、サマソニで観たかったのに観れてないアーティストがやっと出てきた感をみんなが抱いてるのがすごく感じられましたね」と清水氏は続けている。
フー・ファイターズはサマーソニック初出演になるが、これには意外な理由があった。
「今までできなかったのは、デイヴ(・グロール)が家族サービスなのか、フー・ファイターズは8月のこの時期に必ず夏休みを取るっていう清節があったからで。でもようやくいいタイミングが来た。グラストンベリーが今年決まるっていうのも知ってたから、またとないチャンス。またこれを逃したら、次のチャンスはいつだろうって思ったからここはグイグイ攻めましたね」
サマーソニックといえば、昨年ザ・チェインスモーカーズが出演するなど、EDMやパンク、R&B、ポップスといったそのカバー範囲の広さと速さが特徴であるが、清水氏によると「とにかく良いものを作りたいっていう時に、あまり変なこだわりを持たない」という。
「本当いったら世界的な流れでいうウィークエンドだったり、ドレイクやケンドリックだったりをヘッドライナーにできるフェスになったら、更に世界的なレヴェルでそういったアーティストが日本で見せられるしブレイクさせられるきっかけにできると思う。そこは次、自分が果たしてできるのかっていうところかな」
この他にも洋楽事情の変化や注目の新人アクトなどが語られており、読めば何倍もフェスが楽しめるインタビューになっている。
『ロッキング・オン』5月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143700
「SUMMER SONIC 2017」の情報は以下の通り。
●フェス情報
「SUMMER SONIC 2017」
2017年8月19日(土)〜8月20日(日)
東京:ZOZO マリンスタジアム&幕張メッセ
大阪:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
http://www.summersonic.com/2017/