緊急入院したジョニ・ミッチェル、意識ははっきりしていて回復中だと明らかに
2015.04.02 21:17
入院が伝えられていたジョニ・ミッチェルだが、事務所はジョニがしっかりしていることをロサンゼルス・タイムズ紙に明らかにしている。
さらにジョニのオフィシャル・サイトによれば、ジョニは意識を失っていたところを発見され、病院に搬送されたが、その途上の救急車の中では「意識を回復した」ことが明らかにされていて、その後は「手厚い治療を受けながら、検査を受けていて、意識もあるし、元気です」と様子を伝えている。さらにサイトではファンに向けて「蝋燭を灯して歌を歌って、順調な回復をお祈りしましょう」と呼びかけている。
また、カナダのテレビ局のCBCニュースのプロデューサーであるレスリー・ストイシッチは入院の原因となったのは「軽度の医療事故」だと聞いていると語っていて、「現時点では病院で安静にしながら友人らに見舞われているそうで、これはいい知らせだと思います」と明らかにしている。
ゴシップ・サイトのTMZによれば、3月31日の午後2時半前後にジョニの自宅から女性が意識を失っていると救急の援助要請があったが、71歳になるジョニは病院に搬送される際には意識が戻っていて、病院では集中治療を受けることになったという。この時点で病状などは明らかにされていなかったが、「事態は深刻な様子だった」とだけTMZでは伝えていた。
なお、ジョニはこれまでさまざまな持病に悩まされていることを明らかにしていて、今年の2月にはニューヨーク誌にモルジェロンズ病を過去8年にわたって患っていることを語っている。モルジェロンズ病は皮膚の下を虫などが這い回っている感覚に襲われ、皮膚に繊維や毛玉が噴出する症状がみられるとされていて、ジョニも実際にそのような症状をニューヨーク誌に語っているが、一般にこの病気は精神疾患によるものだとされている。
また、こうした症状を抑える薬物によって「脳味噌が霞んでくる」ともジョニは昨年デイリー・メール紙に語っていて、「モルジェロンズ病は常に姿を変えているの」と説明している。
「神経を直接攻撃してくることがあって、そうするとノミやシラミに咬まれたみたいになるのね。皮膚にすべてが入り込んでいて、幻覚とかじゃないんだから。わたしを生きながら餌食にしていて、体液を吸い出されてるのよ。わたしは生きてきてずっと病気にかかってきてるし」
また、ジョニはこれまでかかってきた病気として小児麻痺、猩紅熱、デング熱、卵巣膿症などを挙げている。