アルト・ジェイはノエル・ギャラガーから先頃こきおろされたことについて「通過儀礼」だとしていて、「自分たちが成功した」証拠だと語っている。
ノエルは先頃インタヴューでアルト・ジェイの"Left Hand Free"はいい曲だとしながらもバンドは嫌いだと次のように語っている。
「アルト・ジェイは俺からすれば、失せろって感じだよ。素晴らしい曲だと思うし、俺も79ペンス(約144円)払ってダウンロードしたけど、でも、俺はどうしてもアルト・ジェイのファンにはなれないから」
特にどこが嫌いなのかと訊かれてノエルは「メンバーの一人が口髭を生やしてて、それはとうてい受け入れられない」と説明している。
このコメントを受けてBBCラジオの取材を受けたアルト・ジェイのガス・アンガー・ハミルトンは「(ノエル・ギャラガーから)ケチをつけられることは通過儀礼だと思っている」と明かし、次のようにさらに説明した。
「確か前にもぼくはノエル・ギャラガーからこきおろされたら、その時こそぼくたちにとって成功をかみしめる時なんだと語ったことがあるわけで、まさにその通りのことになったんだよ」
アルト・ジェイは、ノエルとともに7月15日から19日にかけてサフォーク州で開催されるラティテュード・フェスティヴァルのヘッドライナーを務めることが決定している。もう1組のヘッドライナーはポーティスヘッドで、そのほかにはザ・ヴァクシーンズ、ジェイムス・ブレイク、マニック・ストリート・プリーチャーズ、カリブー、ワイルド・ビースツらの出演が予定されている。出演への抱負をアルト・ジェイは次のように語っている。
「ラティテュードに3度目の出演が決定してものすごく喜んでるよ。ここでのライヴはいつでもいい思い出になってるから。ラティテュードにはずっと応援してもらってきたと思ってるし、小さなステージから階段を上ってきただけにお祝いの晩になると思うよ」
その一方でノエルは次のように出演への抱負を語っている。
「ラティテュードにはこれまで出演したこともなければ、このフェス自体、俺は一度も行ったことないんだ。というわけだから、7月19日のヘッドライナーを務めることをとても楽しみにしているよ」
なお、発売中の『ロッキング・オン』4月号にはガス・アンガー・ハミルトンとジョー・ニューマンの来日ロング・インタヴューが掲載されている。

『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/119405
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