【インタビュー】10周年ツアーで全国行脚中のデラックス×デラックス。新曲“キンレンカ”と過去最大規模のSGCホール有明公演への意気込みを語る!

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「10周年」がテーマなので、ウチらのルーツ的なものも全部盛り込みたくて、沖縄の要素も入ったんです(アサガオ)

──アサガオさん、歌がものすごく上手いですよね。“キンレンカ”を聴いて改めて思いました。アサガオ ありがとうございます。嬉しい。最近あんまり褒められないので、もっと褒められたいんですけど。サクラ 当たり前になってきているんだろうね。アサガオ そう。嬉しいことではあるんですけど、気づいてもらえないと寂しい(笑)。──(笑)。男性と女性の声の両方を出せる、いわゆる「両声類」のシンガーも、それが本人にとって当たり前になっちゃって、アピールしなくなった結果、「ゲストが参加してる」「機械でいじってる」とか思われちゃうことがよくあるんですよ。アサガオ デラデラの“セクシー★ダイナマイト”もそうでした。全部あたしの声なんですけど、MVを観てそれがわかって驚いてるコメントがありましたから。そういうのは言ったほうがいいんでしょうね。メンバーがお互いに言うべきなのかも。「ウチのギター、めちゃかっこよくて!」とか。恥ずかしいから、だんだんやらなくなるんでしょうけど(笑)。

──(笑)。各楽器も、毎回聴かせどころが満載です。スズラン スラップとかタッピングとかを一切しないベーシストだったんですけど、当然のように要求されるので。アサガオ なんで無茶ぶりされてるみたいな言い方するの?(笑)。要求してなくて、自主的にやってるから。スズラン もらった時点でスラップとかが鳴って聴こえるんだよね。スイレン 「いろいろやんないと完成しない」みたいなところがあるから。自分だけだったらやらないようなことを体験できるのが楽しいです。──あと、先ほども少し触れていたことですが……。“キンレンカ”は、沖縄の要素を入れた曲ですよね。今までそういうのは“ダイナミック琉球”のカバーくらいしかなかったと思いますが。アサガオ “キンレンカ”のテーマも相俟って、そうなっていったんです。「10周年」がテーマなので、ウチらのルーツ的なものも全部盛り込みたくて、沖縄の要素も入ったんです。サクラ リョーサさんの三線が入ったことで沖縄感が出たというのもあるかもしれない。アサガオ たしかに。掛け声というか囃子は?サクラ 囃子は沖縄以外でもあるからね。アサガオ 「イーヤーサーサー」は?サクラ 「イーヤーサーサー」は、自然と言ってしまったんだろうね(笑)。アサガオ 根っことして沖縄があるんだろうね(笑)。サクラ もともと音色として入れてほしかったのは三線よりも三味線のほうだったんですけど、リョーサさんにお願いしたら篠笛と指笛が追加されて送られてきたんです。「お願いしてよかったな」と、改めて感じています。アサガオ リョーサさんの三線の速弾きとか、三味線感もありつつなんですよね。「THE 三線」というよりかは、どっちかというと三味線とか、「和」に寄せてもらえたというのもあると思います。
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──扇子を使ったパフォーマンスも、いろいろな工夫をされていますよね。シダ 最初に踊りで使う「舞扇子」という扇子を購入するところから始めました。骨組みが太くて、踊りに向いた扇子なんです。うまく使う練習をしつつ、古典芸能的な基礎を動画とかで学んで、扇子に依存しすぎないパフォーマンスを心がけました。ポージングや、古典芸能の「静」の部分を入れることで、イメージしていたものが形になると思ったんです。ラシ いつも7割、8割できた段階で、いろいろ話しながら作っていくんです。シダ 基本的に私がベースを作って、ふたりで完成させていくスタイルなんです。「このポージング、迷ってるんだよね」「ここに持って行くための振り付けはどうしよう?」とか。──浮かんだアイデアが曲にフィットしなかったこともあったりしますか?シダ はい。扇子は回したり、タコ紐で飛ばしたりとか、いろいろな技があるんですけど、この曲のスピードでは動きが間に合わないので、シンプルな動きにしました。“キンレンカ”にはジュリ扇っぽい振り方も取り入れてますし。古典、近代古典、最近の文化まで、幅広く入ってます。「海外の人が思う日本」みたいな感じにもなっていると思います。アサガオ 「サムラ~イ!」みたいな?シダ そう。「サムラ~イ!」「ニンジャ~!」「ゲイシャ~!」みたいな(笑)。──ダンスパフォーマンス主導で曲を作ってみるのも面白いかもしれないですね。たとえば、「南京玉すだれとデラデラが融合したらどうなるんだろう?」とか、いろいろ想像が膨らみます。アサガオ バンドでできるんですかね?(笑)。すごいスローなバンドの曲になりそうですけど。シダ 芸っぽいことも、いつかはあってもいいのかもしれない。梯子の上でポージングをするムキムキの人がいてもいいよね?アサガオ 最終的には猿回しっていうか、お猿さんに踊ってほしいよね?シダ いいねえ!

経験したことないことって、わくわくします。海外でもライブをしたいですし、想像を超えた何かをずっと求めてますね(アサガオ)

──アイデアの悪ノリって大事にしていますか?アサガオ はい。ほとんどそうですね。昨日、YouTubeの登録者が20万人行くまで終わらない耐久配信をやったんですけど、コクくんの「DJブースをIHに替えて、料理したい」っていうアイデアを取り入れて、ウチらが弾き語りをしている後ろでステーキを焼いたり、料理をしたんですよ。コク 一口のIHコンロがどうしてもターンテーブルにしか見えなくて、ちょうど家に2個あったので、「並べてみたらいい感じになるんじゃないかな?」と。思ってた通り、いい感じになりました。「弾き語りの後ろでDJをするのかな?」と思いきや、料理の煙が立ち上るのをどうしてもやりたかったんです。アサガオ 自分たちの思う「面白い」「楽しい」をデラデラに反映しています。配信もそうなので、楽曲やライブもそうなるんですよね。
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──ライブに関しては、今、ツアー中ですね。どんな感じになっていますか?アサガオ 衣裳は「和」とかなんですけど、メインのテーマは「10周年」なので、今までやってきた曲をいろんな場所でやるツアーになってます。初期の頃のアルバム曲もやってるので、今までのデラックス×デラックスの歴史を感じられるセットリストになってます。──長期にわたるツアーですよね。初めて行く場所もあるんじゃないですか?アサガオ はい。新しい人との出会いもありますし、景色やごはんとの出会いもたくさんありますし、新鮮なことだらけです。バンドを10年やったら、初めて行く場所にもお客さんが集まるんですよね。それもすごく嬉しいことです。──7月20日の東京公演は過去最大規模の会場、SGCホール有明ですね。アサガオ 急に桁が上がりました。あたしのやりたいことは派手なものが多いんですけど、派手なものって場所をとるんですよね。だから大きい会場はいろんなことができそうで楽しみです。──顔のオブジェから登場したいと、前に言ってましたよね。アサガオ いつかやりたい(笑)。それはドームとか、何万人の規模じゃないとできない仕掛けですけど。それをやりたいがために頑張り続けてます。サクラ 10年間の中でも、この3、4年でたくさんツアーで回って、ライブバンドとして実力がついてきたんですけど、SGCホール有明くらいの規模の会場は未知数のものがあるというか。それは音に関しても、パフォーマンスに関してもそう。「どういう風にやろう?」と考えるのが楽しくて。いろいろ考えて、当日に最大値を出したいです。シダ 「大きい会場で、どれだけ今までの私たちを見せられるか?」ですよね。伸び伸びと大きく広いステージを活用したいです。スイレン 10年間が凝縮された1日になるでしょうね。アサガオ 7人で一緒に住んでるんで、10年で積み重ねてきたものは大きいですよ。ただの10年ではないので。スズラン そういう10年の中でも、「とにかくみんなを楽しませる」というのは、変わってないところなんですよね。みんなが笑って帰ってくれるようにしたいです。ラシ お客さんを楽しませつつ、その場の衝動でいろんなことができたらいいですね。広いステージだとメンバーとぶつからないですし、障害物もないですし。アサガオ あたしたちは障害物!?(笑)。コク 広い会場は、小さい動きだと伝わらないので、なるべく大きく動きたいですね。そして何よりも楽しむこと。それが伝わればお客さんも盛り上がってくれるのかなと思ってます。──大きい会場でも、「豆粒くらいにしか見えなかった」とは絶対にならないデラデラですよね。アサガオ はい。そのために大きくなってるので。9月26日にライブをするNHK大阪ホールも大きい会場なので楽しみです。いいライブをしたら紅白に呼ばれるかもしれないので、頑張ります! 経験したことないことって、わくわくします。海外でもライブをしたいですし、想像を超えた何かをずっと求めてますね。
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