【インタビュー】FOMARE、2026年第一弾シングル“スターダスト”は久しぶりのアニメタイアップ! 新章の始まりを告げる1曲に込めた思いと、初の武道館ワンマンに向けた決心を語る

【インタビュー】FOMARE、2026年第一弾シングル“スターダスト”は久しぶりのアニメタイアップ! 新章の始まりを告げる1曲に込めた思いと、初の武道館ワンマンに向けた決心を語る
5月に控える初の日本武道館公演に向けて、現在47都道府県を回る「OVER TOUR 25-26」を爆進中のFOMARE。2025年はメンバー脱退もあり、奇しくも2019年の初の47都道府県ツアーと同様、サポートドラマーとともに試行錯誤しながらライブを重ねる日々が続いているわけだが、そうした変化もトライアルも、今の彼らはとても前向きに受け止めている。そんなFOMAREの今のモードを示すのが、2026年初のリリースとなる配信シングル“スターダスト”だ。

TVアニメ『TRIGUN STARGAZE』のエンディングテーマとして書き下ろされたこの曲は、実はトイズファクトリーにレーベル移籍をして最初に作られたもの。以下のインタビューで語られている通り、正真正銘、バンドの新たな幕開けを告げるべくして書かれた楽曲だ。広大な宇宙を舞台に、離れ離れになってもどこかで繋がっているという強い意思をソリッドでスケールの大きなバンドサウンドに刻み込んだこの曲は、新たな挑戦に突き進むFOMAREの道標だ。

インタビュー=小川智宏 撮影=井崎竜太朗


FOMAREのエピソード2というかエピソード3というか、その最初の曲になるというのはすごく意識していました(アマダ)

──12月から47都道府県を回る「OVER TOUR」が始まっていますけど、今のところの手応えはどうですか?

アマダシンスケ(Vo・B) そうですね……サポートドラマーたちとのグルーヴがまだそんなにできあがってるわけでもないんで、それをライブで作っていくみたいな感覚です。今までだったらたぶん考えなかったんだろうなあ、みたいなことを、いい意味ですごく考えるライブになってますね。だからすげえ刺激があるし、でも難しいっていうのが率直な印象ですね。

カマタリョウガ(G・Cho) まだ40本以上あるんですけど、今までやってきたツアーよりは、このふたりの個人的なスキルとかは上がってるのかなと思うので。47都道府県ツアーをやるのは2回目ですけど、前回とは全然違う感じの内容にはできてるんじゃないかなって思ってますね。

──このツアーの果てに、5月の日本武道館があるわけじゃないですか。そこに向けてっていうところもあるから、ちょっと違いますよね。

カマタ そうですね、確かに。やっぱり武道館って特別ですし、沖縄は武道館後になりますけど、日本全国を回ったあとに武道館があるっていう、意外と王道なやり方だからいいですよね。伝統的な感じで。

──そんな中、2026年の第一弾として“スターダスト”という曲が出ました。アニメ『TRIGUN STARGAZE』のエンディングテーマですが、“Grey”以来のアニメタイアップで。

アマダ そう。5年ぶりぐらいかな。


──あのときはメジャーデビューのタイミングでしたけど、今回もレーベル移籍して、10周年を経ての新年一発目ということで。節目というか、新たなスタートを刻む曲になるんじゃないかなと思います。

アマダ そうですね。なんかFOMAREにありそうでなかった曲で、すごい「ギターロック」な曲だなって思います。3ピースバンドの曲っていうか。でも、『TRIGUN』のエンディングっていう話をいただいて……今までも楽曲を作るときはほんわかとテーマを持ちながら歌詞を書いたりメロディを作ったりはしていたんですけど、ここまでしっかりしたものはなかったんです。でも今回は原作があって、アニメも決まってて、その舞台が宇宙でっていうのがあって、この現実世界じゃない、自分が想像したことも行ったこともないような場所に行っている体で曲を書けたんで、楽しかったですね。

──アマダくんは大の『スター・ウォーズ』好きだし。

アマダ そう、だから嬉しかった(笑)。

カマタ この曲はトイズファクトリーに移籍してすぐに作った曲で、できたのが1年くらい前なんですよ。

──じゃあ、『overturn』より先にできてたんだ。

カマタ そうです。2025年の1月ぐらいですかね。だからすごい熟成期間があったんですけど、気合が入ってる感じといいますか。間違いなくライブでも人気曲になっていくんだろうなって思っています。実は今のツアーでもちょっとやったりしてるんですよ、まだリリース前で誰も知らない状態ではあるんですけど。そういうことしてるのも久しぶりだったりするので、特別な曲にはしたいなって思っていますね。

アマダ 2024年がFOMARE的にはすごくいい年になったというか、ちょっと階段半分ぐらい上れたかなみたいなところにいた気がするんです。たぶんそのモチベーションだったり、2025年に向けての気持ちだったりもこの曲には出てると思います。FOMAREとしてまたメジャーで歩み始めるみたいなところで、これがFOMAREのエピソード2というかエピソード3というか、その最初の曲になるというのはすごく意識していましたね。

【インタビュー】FOMARE、2026年第一弾シングル“スターダスト”は久しぶりのアニメタイアップ! 新章の始まりを告げる1曲に込めた思いと、初の武道館ワンマンに向けた決心を語る

ギターはやばいことになってます。でも銀河の彼方にいく感じを出したくて(カマタ)

──この曲、ある意味シンプルなアレンジなんだけど、実はめちゃくちゃ手が込んでるじゃないですか。

カマタ すごく難しいんですよ(笑)。ライブでやってて苦戦しまくりで。なんでこんな難しくしちゃったんだろうなって思いますね。

──でもその甲斐あって、この曲のギター、すごいよね。

カマタ ギターはやばいことになっちゃってます。でも銀河の彼方にいく感じを出したくて。“スターダスト”っていう曲名が最初に決まってたのかな。

アマダ サビで言ってたよね。

カマタ そう、ずっとアマダが「スターダスト、スターダスト」って言ってたので、たぶんそっち系だなって思って固めていったんです。あと、トイズのチームで作るのもこれが初めてだったんですけど、ディレクターの人が結構アドバイスくれて。「こういうのを使ってみたらどうかな?」みたいなのを、特にギターについて言われた気がしますね。ああ、すごい音楽的なことを言ってくるんだなって。

──本当にギターが、一体何種類やってんだってぐらいにどんどん変わっていくし、重なってるし。

カマタ ですね。自分でも結構納得いってます。

アマダ いい。あれ、めっちゃかっこいいよ。

──アコギも入ってるじゃないですか。これが効いてる。

カマタ アコギ、かなり入ってますね。キラッとさせていくために使いました。『overturn』の“over”でも結構アコギが引っ張っているんで、たぶん2026年にアコギ買いますね(笑)。ちゃんとしたやつを買います。

──(笑)。アマダくんはアレンジについてはどうですか?

アマダ ベースとギターとドラムがみんな、かっこつけられる場面がある曲だなと思います。ベースも結構開放を使ったりとか、ドラムも、まず頭からドラムで入って、Cメロ展開のときにバスドラと歌だけになる場所があったりして。シンプルなギターだけの瞬間もあるし、ドラムだけの瞬間もベースだけの瞬間も声だけの瞬間もあるっていうのが、全部キュッてなってる曲って意外とFOMAREにはなくて。

カマタ 確かに、やれること全部詰め込みましたみたいな感じだよね。

アマダ だから意外とめちゃくちゃバンドな曲。

──ちなみにこれ、ドラムは誰が叩いてるの?

アマダ これは柿ピー(元メンバーのオグラユウタ)です。

カマタ だから……「遺作」ですね(笑)。

──遺作って言うな(笑)。

カマタ まあ、ちゃんとやってくれた。

──いや、この曲ドラム始まりじゃない。カマしてるなあと思って。気合入ってるなと思って。そうか、やっぱりオグラくんか。

カマタ そうですね、だいぶカマしてる(笑)。

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