スクリーモの旗手として、ひとつのスタイルの基準点として、本人たちが意識をせずとも背負わされてきた「こうでなくては」というものが、あったのかもしれない。それはきっと二人三脚で走ってきたジョンにとっても同様だ。怒涛の10年を完走して、清々しい気持ちで自分の性分に忠実に、暴発するままに吐き出している。ヘヴィで、じっとり膿んだ感情あり、ひねくれた態度もあり、それでいてキャッチーな、歌い上げる昂揚感がある。ダンサブルな洒落っ気のあるアプローチやこってりハードロック調のノリで聴き手をにやにやさせつつ、しっかりガッツポーズもさせる痛快さだ。(吉羽さおり)
名勝負はつづく
ザ・ユーズド『ヴァルネラブル』
2012年04月11日発売
2012年04月11日発売
ALBUM
スクリーモの旗手として、ひとつのスタイルの基準点として、本人たちが意識をせずとも背負わされてきた「こうでなくては」というものが、あったのかもしれない。それはきっと二人三脚で走ってきたジョンにとっても同様だ。怒涛の10年を完走して、清々しい気持ちで自分の性分に忠実に、暴発するままに吐き出している。ヘヴィで、じっとり膿んだ感情あり、ひねくれた態度もあり、それでいてキャッチーな、歌い上げる昂揚感がある。ダンサブルな洒落っ気のあるアプローチやこってりハードロック調のノリで聴き手をにやにやさせつつ、しっかりガッツポーズもさせる痛快さだ。(吉羽さおり)