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10周年を迎えた彼らは大きな変化を迎えた。オグラユウタ(Dr)が8月末に脱退し、現在はアマダシンスケ(Vo・B)とカマタリョウガ(G・Cho)のふたり体制。今作は3人での最後の作品だ。寂しさはありつつも収録された5曲が輝いているのが嬉しい。そして全曲に一貫していると実感させられるのは、熱量と叙情性の融合だ。活動の軌跡の中で常に柱となってきたこの作風は、ライブの風景にも表れている。クラウドサーフや開放的なダンスがフロアを揺らす中、大合唱も起こり続けるあの現象は、いつも不思議な興奮を噛み締めさせてくれる。今作の“サウンドトラック”“宝物”“余韻”は、まさしくそういう風景に似合う。そして、この3曲を挟むかのように配置された1曲目“over”、5曲目“24/7”は、温かなメロディを特に際立たせている。爆発力と瑞々しさの合わせ技は、おそらく今後もFOMAREの必殺技だろう。揺るぎないこの部分を大切にしながら新体制による次の一手をどう繰り出すのか? 今作は、そんな期待も高めてくれる。(田中大)(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年12月号より)『ROCKIN'ON JAPAN』12月号のご購入はこちら
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