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BE:FIRSTの最新曲“GRIT”にKaviがプロデューサー/ソングライターとして参加していると知って驚いた。Kaviといえば、トミー・リッチマンの大ヒット曲“MILLION DOLLAR BABY”に携わった人物である。BE:FIRSTが愛する2000年代ヒップホップへのリスペクトを込めながら、重低音が響くビートやエッジの効いたラップを聴かせてくるが、甘く優しい歌声でR&BやJ-POP由来の歌唱も放り込んでくるから、海外ヒップホップクルーの真似事などではなくBE:FIRSTの7人にしか表現し得ない音楽が完成している。「GRIT」には「やり抜く力」などの意味があり、SKY-HI自身も経験していない「世界進出」という轍のない未知の道を不屈の精神で進み続ける意志が込められている。シングルにはドラマ『波うららかに、めおと日和』主題歌“夢中”の他、RYUHEIのソロ曲“Loop”も収録。これがまた強烈な存在感を放っている。ボーカリストが複数人いるような表現の幅と、人格が見える言葉の強さにインパクトあり。(矢島由佳子)(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年7月号より)
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