今年2月に再来日を果たしたアレックス・G。
Bandcampから登場したこともあり、インディヒーロー的な扱いを受けてきた彼だが、今回のライブはメジャー移籍初リリースのアルバム『ヘッドライツ』を引っさげたものだ。実際、ビルドアップされたバンドアンサンブルには目を見張るものがあり、貫禄すら感じられた。
とはいえ、アンコールでオーディエンスからリクエストを募るフランクさや、エリオット・スミス譲りの繊細なメロディセンスは変わらない。地道な活動を続ける彼の、いちミュージシャンとしての誠実さが感じられる時間でもあった。
ロッキング・オン5月号では、ライブ直前におこなったインタビューを掲載。
メジャー移籍のこと、『ヘッドライツ』について、あるいはライブ観などを飾らずに話してくれている。どこか飄々としていて掴みどころのない雰囲気のあるアレックス・Gだが、その哲学が垣間見える内容になったと思う。彼が言うところの音楽の「魔法」を、ぜひ感じ取ってほしい。(木津毅)
アレックス・Gの記事が掲載されているロッキング・オン6月号