ロッキング・オン最新号ではビリー・アイリッシュの8月のさいたまスーパーアリーナでの公演を徹底レポート! 最新アルバム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』を引っ提げ、3年ぶりに戻ってきてくれたビリーは何が大きく変わって、何が不変だったのか? 世界で絶賛されている今回のステージを紐解きながら、今の彼女が「ビリー・アイリッシュ」である自分を最高に楽しんでいる理由について迫る内容になっているのではないかと思う。
ビリーのステージの変化ポイントは声、演奏、マインドと多岐にわたり、その全てが彼女の解放された境地を物語っていた。また、今回のツアーで採用された360度ステージは素晴らしく効果的で、パフォーマンスの立体的な組み立てを可能にしたのはもちろんのこと、ビリーとファンの距離を大いに近づける役割も果たしていたと思う。歌うビリーを一方向に見守るのではなく、日本のファンがビリーと一緒に歌い跳ねたあの2日間は、彼女の過去3回の来日の中でも特にビリーと私たちの心理的距離が近付いた瞬間だったのではないか。そんなエポックメイキングなたまアリ公演の全貌を、ぜひ誌面でチエックしてみてください。(粉川しの)
ビリー・アイリッシュの記事が掲載されるロッキング・オン11月号