ポップの絶対女王:マドンナが、その輝かしき歩みを自ら振り返った貴重インタビュー!
2024.06.06 14:00
5月に「The Celebration Tour」をブラジルのリオデジャネイロで締め括ったマドンナだが、これは2022年の『Finally Enough Love: 50 Number Ones』のリリースを受けてのツアーだった。つまり、チャート1位曲50曲を収録するというとてつもないコンピレーションを引っ提げてのツアーだったのだが、ツアーの演目もベストヒットに徹底したものになっていて、単独アーティストとしては史上最大の観客動員数を誇るものともなった。
いずれにしても、マドンナのキャリアを振り返る時、鮮烈に蘇ってくるのはマドンナの圧倒的な自己プロデュース力だ。デモ音源をニューヨークのダンスクラブのDJに配り、そこからサイアーとのシングル契約やアルバム契約にありつくと、レーベルが勧めるプロデューサーを拒絶し、最終的にジェリービーン・ベニテスに仕上げを自ら託し、ファーストアルバム『バーニング・アップ』を完成させてみせ、これこそマドンナの才能を開示する傑作となったからだ。その後、マドンナは19年の『マダムX』に至るまでさまざまなフェーズとモードを作り出していくが、次号のロッキング・オンではマドンナがそんな自身のキャリアを振り返るインタビューを掲載します。ぜひ彼女の足跡をご確認ください! (高見展)
マドンナの記事が掲載されるロッキング・オン7月号