フジロックでBLACK COUNTRY,NEW ROADを観た 2022.07.31 16:59 山崎洋一郎の「総編集長日記」 アルバムが出て高く評価されたのに、リリース直前にヴォーカルのアイザックが脱退してしまった。そんなタイミングでのステージだけど、そんな感じは全くしない。みんなで歌を補いながら、これぞインディー、これぞオルタナティブなDIY精神で飄々と(実はそれぞれ必死で、力を合わせているんだけど)ライブは進んでいく。サウスロンドンのシーンから出てきたが、音はアメリカのインディー系の室内学的なポップに聴こえる。もはや2022年においてはそういうローカリズムはさほど関係ないのかも。アイザックの脱退を受けて、みんなのヴォーカルを活かした新しい方向性に完全にシフトチェンジしていた。がんばれ、と思いながら見ていたら、最後にベースのタイラー・ハイド(カール・ハイドの娘さん)が泣いてしまった。次に観れる時にはどんなバンドになってるだろう?