レモン・ツイッグス、こいつらは凄かった!

レモン・ツイッグス、こいつらは凄かった!
ホステス・クラブ・ウィークエンダー2日目、一番期待していたレモン・ツイッグスは期待以上だった。こいつらは凄い。

NY出身の17歳と19歳の兄弟で、サポートのベース女子とキーボードを加えて登場した。

まず、年齢からしてあり得ないぐらいに演奏も歌も上手い。特に弟のドラミングはパワーも華もあって、なんだかふにゃふにゃしたバンド・イメージとは真逆のド迫力。
コーラスワークもバンドアンサンブルも、10代のインディー・バンドの域を超えている。

音楽性は90年代オルタナから3周して、00年代USインディーから2周して、フォクシジェン経由で70年代ポップ/ロックに戻って来たのような、
ざっくり言えば現代に蘇ったトッド・ラングレンの全盛期みたいな内容だった。ロックの狂気とポップの幸福感を激突させるイチかバチかの実験のような。
スリリングだった。

単独でもフェスでも、観れる機会があったら絶対に観てください。
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